世界的な半導体供給不足が遂にスバルにも…2021年1月15日~16日の2日間は国内生産停止に。フルモデルチェンジ版・新型レヴォーグも納期遅れにの対象に?

2022-06-30

新型レヴォーグはCOTY受賞が確定してから受注も増えている

先日いつもお世話になっているスバルディーラーにも取材させて頂きましたが、2021年1月中旬での新型レヴォーグの納期遅れが発生しているとのことで、しかもCOTY受賞後の受注も大幅に増えているとのこと。

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特に最上位グレードSTI Sportの納期は、2021年3月以降と言われていますから、今後他のグレードも含めて更に納期が延びてくる可能性も高そう(厳密な納期については最寄りのディーラーにてご確認をお願いします)。


新型レヴォーグの売り上げが好調だっただけに、今回の減産はかなりの痛手

新型レヴォーグが発売されて以降、2020年12月度の新車販売台数ランキングでは、久々の上位となる17位(3,918台)にランクインし、スバルとしては最も売れたモデルとなります(2番目に売れたモデルでインプレッサの2,374台)。

恐らく今回の2日間の一時停止により、生産・出荷・販売台数が大きく影響することは間違いなく、今回の約3,918台からどこまで台数を減らしてしまうのかも気になるところ。

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なお現時点では日産・ホンダ・スバルが半導体供給不足による大幅減産を明らかにしていますが、他にトヨタやスズキ、三菱、マツダなどから正式なプレスリリースが出ていないこと。

トヨタに関しては、既にディーラーにも通知が来ていて、新型ハリアー等の主力モデルを対象に納期遅れが発生するとの報告が入っています。

改めて自動車メーカーは様々な業界のサポートや力があってこそ成り立つ

なお自動車向けの半導体供給が不足している理由としては、今回のコロナ禍における自宅での自粛並びにスマートフォンの利用率が格段に増えることを見越して、ゲームやスマートフォン、通信基地局(5G)での半導体供給が優先されたため。

こうして見ると、自動車メーカーに限ったことではありませんが、食品メーカーやスーパーなども、様々な業種(製造業・運送業等)が一つになることで成り立つわけですから、どれか一つでも欠けたり、崩壊してしまうとどれだけ致命的なことになるか…今回のコロナ禍や大雪による弊害などで身に染みた次第です。

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Reference:SUBARU, Response