フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ノア/ヴォクシーが2021年12月に登場との噂。ガソリンモデルは新開発2.0リッターエンジン、ハイブリッド用エンジンは変わらず?

実はトヨタブランドとしてM20A型の2リッターNAモデルは日本国内にて導入済み

なおマガジンXさんは、「トヨタブランドでのM20A型のエンジンを搭載したモデルはラインナップしていない」と語っていますが、厳密には2020年5月にカローラ・ツーリングの特別仕様車となる”2000 Limited”が国内限定500台のみ販売されたことがあり、パワートレインも北米市場向けとなる排気量2.0L M20A-FKS型の直列4気筒エンジンを搭載していました。

しかも最高出力は170ps/最大トルク202Nmを発揮し、北米の道路事情に上手くマッチしたパワフルなモデルでもあったため、国内限定500台は僅か1週間ほどにて即完売したという実績もあります。

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上記のスペックを見ると、おそらく新型ノア/ヴォクシーはカローラ・ツーリングの特別仕様車とレクサスUX200の間を取るようなパワーを得る可能性もありますが、現行のガソリンモデルで非力に感じていた不満点も上手く解消される可能性が高そうですね。


ハイブリッド用エンジンは現行からそのまま流用?

それではハイブリッドシステムはどうなるのか?という話ですが、以前の話では排気量2.0L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせた”よりパワフル”なハイブリッドシステムが採用される可能性があると報じられるも、今回のマガジンXさんの報道内容を見ると、どうやら現行モデルにて搭載される排気量1.8L 2ZR-FXE型直列4気筒エンジンがそのまま流用される可能性が高いとのこと。

もちろんそうなってくると、一番期待したくなるのがハイブリッドシステムの方で、まだまだ確定した情報ではないものの、新型ハリアー(New Harrier)HVに搭載されるようなGSユアサ製リチウムイオンバッテリーを搭載することで、従来バッテリーよりも10%の出力向上、20%以上の小型化に貢献するようなユニットの採用を期待したいところ。

こうした出力アップを期待する背景には、先述にもある通り、新世代TNGAを搭載することでボディサイズが拡大する可能性があり、これまで当たり前に感じていた5ナンバーミニバン→3ナンバーミニバンへと変化し、更に車体重量の増加も考えられるため、トータルパフォーマンスを維持もしくは向上させるために出力アップは避けられないファクタなのだと思われます。

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