レクサスが2020年のグローバル販売実績の公表に加えて”さりげなく”コンセプトカーのティーザー画像を公開。これがトヨタ新型ヤリスクロスの上位版LBXか?
年始早々にレクサスの大ヒットモデルが登場するかもしれない
トヨタの高級車ブランドとなるレクサスより、2020年度(1月~12月)のグローバル販売実績が公表され、これに加えてさりげなく次世代モデルをイメージした新型コンセプトカーのティーザー画像も公開されています。
まずはレクサスの2020年度グローバル販売実績を見ていくと、各エリアにおいて前年度比マイナスがほとんど。
っというのも、年前半にかけては昨今の諸事情による影響で販売が一気に落ち込み、その後新型IS/LSを発表したことで、年後半では何とか体勢を立て直したため、最終的には最小限のマイナスにて抑えられたのではないかと考えられます。
・北米・・・約29.7万台(前年比-9%減)
・中国・・・約22.5万台(前年比+11%増)
・欧州・・・約7.1万台(前年比-19%減)
・日本・・・約4.9万台(前年比-21%減)
・中近東・・・約2.7万台(前年比-18%減)
・東アジア・・・約3.2万台(前年比-8%減)
ただこういった中でも、中国市場に関しては唯一の前年度+11%増となっていて、その背景には中国市場にて高い評価を得ているフラッグシップショーファーカー新型LM300h/LM350の売り上げが好調だったことも大きく影響しているのは嬉しいところではないかと思います。
もちろん、これら以外にも中国を含む北米や日本市場などでも、ビッグマイナーチェンジ版・新型ISや新型LSの登場もあって、更に大きく売り上げを伸ばしているとのこと。
デビューは2021年春頃、レクサスが突如として公開した新世代コンセプトカーの正体とは?
そして今回のグローバル販売報告の後、レクサスよりさりげなく世界初公開されたのが、上の謎のコンセプトカーに関するティーザー画像。
レクサスによれば、今回公開されているコンセプトカーは次世代LEXUSの幕開けを意味する重要なモデルだそうで、2021年春頃にこのモデルを発表するそうです。
現時点ではどういったモデルなのかは明確になっておらず、ボディスタイルを見る限りではSUVっぽく見えるため、2021年夏~秋頃に発売予定のフルモデルチェンジ版・新型NXか、トヨタ新型ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)のレクサス版となる新型LBXの可能性も高そう。
改めてティーザー画像を見てみると、おそらく位置的にはリヤデザインを真正面から見ているものと思われ、リヤセンター部分には”LEXUS”の専用バッジ、リヤハッチガラス辺りには大きめのシャークフィンアンテナ、そしてスピンドルグリルを模したようなリヤテールのプレスラインなどが確認でき、かなり個性的なコンセプトカーになるのではないかと予想されます。
LBXは既に商標登録済みだが、どういったモデルで、どういったパワートレインが採用されるかまでははっきりとしていない
なおレクサス新型LBXのイメージレンダリングは、過去にカーメディアSpyder7さんも公開していて、ボディスタイルはヤリスクロスのようなBセグメントSUV(TNGA-B)にしつつ、フロントグリルやヘッドライト周りは現行UX/NXをイメージしたようなエントリーチックなデザインにまとめられています。
もちろん、TNGA-Bプラットフォームをそのまま流用するのではなく、アンダーフロアは部材追加によって剛性を更に向上させるとして、レクサスブランドとしての高い品質と優れた乗り心地を提供することが期待されています。
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