盗難防止グッズさえも破壊…愛知県にてレクサスLX570が盗難される→ハンドルロックを火花を散らしながら切断→レクサスの”遮音性”を活かした悪質な手口か【動画有】
盗難対策をすればするほど、犯人はそれを打破するための策を考えている
ただ、こういった盗難防止対策をしていたにも関わらず、私たちが想像する更に上の領域にて”様々な道具を使って破壊する”という行為にまで渡ってしまうと、もはや盗難対策などできるはずもないわけで…
過去には防犯カメラが設置されていた駐車場にて、布などでカメラが隠されてしまい車が盗まれてしまった例もあるため、「どんなに盗難対策をしていても無駄」と言われているようで非常に腹立たしい気持ちになりますね。
盗難防止グッズを装備していても安心はできない
なおハンドルロックは、一部切断された状態にて見つかったとのことで、恐らくグラインダーなどの特殊工具を使用したものと考えられますし、今回に限らず、ハンドルロックをしていても「気休め程度にしかならない」と考えなければならないのかもしれません。
なおLX570のオーナーである被害者は「残念で仕方がない。車は相棒みたいなもので、一番好きなものなので。残念。」とコメントから悔しさがにじみ出ているのがわかります。
盗難された車両は未だ見つかっておらず、警察にも被害届を提出しているそうですが、もしかすると海外などに輸出されて高額転売されている可能性も考えられるかもしれませんね。
レクサスLXは、2020年に愛知県内だけで119台も盗まれていた
なおメ~テレニュースによると、愛知県内だけでレクサスLXを狙った窃盗事件が相次いでいて、2020年は119台が盗まれ車種別では最も多くなっているとのこと。
しかもLXは新車価格にして1,100万円から非常に高額なため、119台ともなれば約13.1億円(乗り出し価格で考えたら被害総額は14億円を優に超える)という計算になります。
レクサスオーナーは必見!キーレスリモコンの操作だでできるリレーアタック対策
こうした被害を受けないためにも、レクサスでは簡単なリレーアタック対策を行っているので、特にレクサスを所有されているオーナー様は、以下のYouTube動画を参考にしていただけたらと思います。
【レクサスRXでの簡単なリレーアタック対策】
なおレクサスLXをはじめ、ランドクルーザー200などは海外にて高額転売できる個体だそうで、特に中東市場での需要は非常に高いとのこと(もちろん、中東にて購入したオーナーはそれが盗難車であることはわかっていない)。
最近であれば、パキスタン人と日本人の混成窃盗団が盗難を繰り返し、レクサスやランクルなどを海外にて高額転売していたそうですが、その手口も「輸出の際にダミーの車をコンテナに積んで、通関後に盗んだ車にすり替えて輸出する」という巧妙な手口で200台以上も輸出を繰り替えていたそうです。