日産はまだまだ隠し玉を持っている?謎過ぎるEVセダンらしきモデルがPR動画にて登場。新型シルフィ/マキシマ等がベースか?【動画有】

日産初のピュアEVセダン・IMsコンセプトはこんなモデル

早速日産のピュアEVセダン・IMsコンセプトをチェックしていきましょう。

IMsコンセプトは、2019年1月に開催されたアメリカ・デトロイトモーターショー2019での出展モデルで、新たなピュアEVセダンを表現した一台。

セダンとクロスオーバーのボディスタイルを組合わせた新感覚のEVモデルとのことで、高みを目指したスポーツセダンでありながらも、どこか実用性も加味したかのようなクロスオーバーチックにも見える不思議な一台となっています。

当時は”日産らしくないモデル”とも言われていましたが、新型アリア/ノートe-POWER(New Note)が登場してからは、現在の日産のデザイン言語を先駆けといってもおかしくないモデルだったのかもしれません。


新型アリアに繋ぐ日産の新デザイン言語

別の角度からも見ていきましょう、ストリップタイプのLEDデイタイムランニングライト兼ヘッドライトを搭載し、更には日産のシンボルでもあるVモーショングリルを残しながらも、”へ”の字のデイライトでグリル周りを縁取るところは新型アリアにそっくり。

リヤデザインはこんな感じ。

どことなく2019年モデルのマキシマにも似ていて、スポーティでフラットな部分を無くしたクーペチックなルーフや研ぎ澄まされたボディ、そして高性能タイヤが装着された22インチの大口径アルミホイールを履かせています。

リヤテールランプはセンター直結式の一文字仕様ですが、この辺りは新型アリアよりもポルシェ911(992世代)っぽいデザインです。

ドア開閉は観音開きでダイナミック

ちなみにIMsコンセプトにはBピラーが存在しないため、ドア開閉はマツダMX-30と同じ観音開き仕様(フリースタイルドア)。

しかも、このモデルにはドアハンドルが隠されており、ホログラフィックテールライトや金の幾何学模様を活かしたスモークガラスを採用するなど、最先端でありながらも独創性を持たせているのも注目ポイント。

インテリアはこんな感じ。

12.3インチのフルデジタルインストルメントクラスターを搭載し、近未来的なデザイン性を持たせています。

ステアリングは真円タイプではなく、サーキットモデルに近い長方形タイプで、ディスプレイにおいては左側が時間や気温、航続可能距離、そして右側にはインフォテイメントシステムと助手席の娯楽システムとデュアルディスプレイを堪能できるタイプになっています。

リヤシートは完全な一人乗り仕様で、別名”プレミアムシート”とも呼ばれています。

両サイドのシーツをフロント側に折りたたむことができ、センターシートをまるでラウンジのソファのように使用することも可能です。

気になるスペックについてですが、115kWhのバッテリーとデュアルモーターを搭載することで、駆動方式は四輪駆動(AWD)のみ、最高出力490ps/最大トルク799Nmを発揮。

航続可能距離は、1回のフル充電で約611kmの走行が可能であることから、テスラ・モデルS/モデルXに対抗できるだけの要素を十分に兼ね備えています。

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