これがフルモデルチェンジ版・インフィニティ(日産)新型QX60?曙ブレーキが20年に渡り11万件以上のデータ改ざんを行っていたことが明らかに

まさか曙ブレーキが約20年に渡ってデータ改ざんをしていたとは…

続いては何とも残念な出来事ではありますが、2019年から(ディスクブレーキパッドにおいて)国内シェア36%とトップクラスを維持していた曙ブレーキ工業株式会社が、2001年から約20年間にもわたりデータ改ざんをしていたことが明らかとなりました。

データ改ざんが発覚したのは、2018年6月に山形県や福島県、埼玉県さいたま市、そして岡山県の4工場にて製造されていたブレーキ製品の一部の検査データより発覚。

具体的には、耐久性などに関する数値や、過去のデータを流用した不正な改ざんが行われていたとのことで、その件数も11万4,271件に上っています。


製品の品質や性能としては「顧客と合意の上、問題ない」と判断しているが…

ただ曙ブレーキ工業としては、日常検査データー記録の解析や試験によるデーターの検証、及び検査未実施の現行流動製品並びに過去生産製品の強度、耐久性等の試験による再評価を2021年1月末まで継続して実施していて、その結果として顧客と合意した性能を有していることを確認し、製品に問題はないと判断したと説明。

結果として、製品の性能は管理値に対し十分余裕を持ったレベルに設定し開発生産されているとのことですが、「改ざんされた」という事実が残ってしまうと、どうしても信頼性という点ではすぐに回復することも難しそう。

過去にマクラーレンのアルティメットシリーズP1にも採用されるほどの実力ある製品ですから、改めてここから信頼回復に努めること、そして更なるシェア拡大に向けて今回のことを忘れずに改良を重ねて前に突き進んでほしいところです。

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Reference:Kolesa.ru曙ブレーキ