フルモデルチェンジ版・三菱の新型アウトランダーの細部をインプレッション!フロントウィンカーは流れる?12.3インチフル液晶メーターは日産・新型ローグと同じ?【動画有】

新型アウトランダーの装備内容やメーター/ディスプレイ類、シート材質をチェック

引続き三菱の新型アウトランダーをインプレッションしていきましょう。

今度はパノラマガラスルーフですが、現時点ではチルト&スライド機能が設けられているのかは不明で、恐らく設定できるのも国内市場向けでは上位グレードPのみではないかと予想されます。

ちなみに現行アウトランダーでは、S Editionのみ電動ガラスサンルーフ(チルト&スライド・セーフティ機構付き)が標準装備され、それ以外のグレードではメーカーオプション扱いで+99,000円となりますが、今回のパノラマガラスルーフでどの程度価格帯が上がるのか気になるところです。


新型アウトランダーのメーター/ディスプレイ類もチェック

続いては内装のインフォテイメントシステムやナビゲーションディスプレイをチェックしていきましょう。

まずはセンターナビゲーションディスプレイですが、グレード別装備として9インチが設定されているとのことで、フローティングタイプやナビゲーションの形状などは、日産の新型ローグ(Nissan New Rogue)とほぼほぼ同じ。

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っというか兄弟車種なので同じ型式のナビを流用しているものと予想されますが、AppleCarPlay/AndroidAutoの統合はもちろんのこと、最新の交通情報の取得やソフトの更新がオンラインで可能になる機能も順次対応していくというのも嬉しいポイントですね。

あとはこの9インチナビと連動して、BOSEプレミアムサウンドシステムを採用し、10個のスピーカーで構成したサウンドシステムが搭載されますが、おそらくこのシステムも日産のBOSEサウンドと同じものと予想されます。

大型ドアウーハーとデュアルサブウーハーを組み合わせることで、迫力ある重低音の再現性に優れ、臨場感のあるクオリティの高いサウンドを実現するとのことで、日産のようにシートヘッドレストにスピーカーを搭載するといったことは無さそうですね。

12.3インチのフル液晶メーターのアニメーションは三菱のデザイン要素も含まれている模様

そして三菱初の試みともいえる12.3インチフルデジタル液晶メーター。

これも新型ローグからの流用で、アニメーションなどは三菱のオリジナルが含まれつつも構成はほぼ同じだと思われますが、マップ機能の精度や使い勝手、見やすさなど、この点は日産と差別化されているのか、日本市場向けに初めて導入されたスバル新型レヴォーグの12.3インチフル液晶メーターとどのように異なるのかも気になるところですね。

ただ、競合モデルといわれるトヨタ新型ハイランダー(Toyota New Highlander)/RAV4に大きく差をつける先進的な装備でもあるため、この点は羨ましいポイントだと思います。

ちなみに、このフル液晶メーターは上位グレードPのみに設定される予定で、それ以外の下位グレードでは7インチのTFTマルチカラーディスプレイとアナログメーターが設定されるとのこと。

シート素材は想像以上に豪華だった

最後はインテリアデザインですが、上位Pグレードではブラックとライトグレーの本革シートが準備され、メーカーオプションにて上級本革(セミアニリン)も設定されるのは驚き。

セミアニリン本革ともなると、レクサスLC/LSといったフラッグシップモデルに設定されるシート素材なので、こういったところにも三菱の本気具合が感じられます。

なお中間グレードHになると、スエード調コンビネーション素材のブラックシートとピアノブラックの内装に設定され、エントリーグレードMにはファブリック素材のブラックとライトグレーのシートとピアノブラックの内装をそれぞれ設定するそうです。

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