安全装備が充実したトヨタ・カローラツーリングでさえ「アクセルとブレーキの踏み間違い」で事故。シボレー新型コルベットC8の整備中、思わぬ変化で壊してしまう【動画有】

2022-06-29

ここまで来るとどうすることもできない

近年社会問題にもなっている、高齢ドライバーによる事故。

その多くがアクセルとブレーキの踏み間違いによるもので、店舗や立体駐車場の壁を突き破る事態へと発展していますが、そういった事故を未然に防ぐため、最近の新型車では踏み間違い防止機能を標準装備化しています。

しかしながら、今回はそういった先進装備を備えていながらも、アクセルとブレーキの踏み間違いにより、また新たな事故が発生しています。

一体どのような事故なのか、早速チェックしていきましょう。


一体どうすれば高齢ドライバーの踏み間違いは無くなるのか

コチラが今回、神奈川県横浜市神奈川区の寺の駐車場にて発生した事故。

2021年3月10日の午前11時ごろ、72歳の女性高齢ドライバーが運転していたトヨタ新型カローラツーリング(Toyota New Corolla Touring)にて、駐車場に車を止めようとしたところ「アクセルとブレーキを踏み間違えてしまい」、クルマは崖下に転落してしまったとのこと。

幸い、クルマは5m下にある石垣に衝突して地面に落下するのを防いだそうですが、今度は「壁のない駐車場」にてアクセルとブレーキを踏み間違えて落下するという、自動車メーカーがまた頭を抱えそうな問題に。

なお72歳の女性高齢ドライバーは、自身で救急車に連絡し約30分後に救助されましたが、意識はあるものの胸の痛みを訴えて搬送されたとのこと。

車両本体が年々高額になるのも、安全性を向上させる以外にこうした信じられない事故が頻繁的に発生することも関係している

ちなみに新型カローラツーリングの予防安全装備は以下の通り。

・プリクラッシュセーフティ(歩行者[昼夜]・自転車運転者[昼]検知機能付衝突回避支援タイプ/ミリ波レーダー+単眼カメラ方式)
・インテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止)]
・レーントレーシングアシスト[LTA]
・オートマチックハイビーム[AHB]
・レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付)
・ロードサインアシスト[RSA]
・ブラインドスポットモニター[BSM]
・リヤクロストラフィックオートブレーキ

かなり充実した内容に仕上げられていますが、今回のような事故が発生するとなると、やはりドライバーの意識の問題になってきますし、東京都池袋での死亡事故のように「ブレーキを踏んだのに故障して加速した」といった問題も到底考えられないでしょうね(トヨタもそういった問題が発生しないよう設計するのが常識と説明している)。

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なお車両本体も年々上がっている理由にも、こうした高齢ドライバーによる事故を防ぐため、安全性の大幅強化も影響しているのではないかと考えられます。

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