V12エンジン&市販オープンカーとしては初のランボルギーニ・ディアブロVTロードスターが競売に!非SUV初の4WDモデルとしても話題になった一台だ

引続きオークションに出品されるディアブロVTロードスターをチェックしていこう

引続きランボルギーニ・ディアブロVTロードスターをチェックしていきましょう。

リヤビューはこんな感じ。

マフラーはセンター2本出しではなく、中央寄りの両サイド2本出しのクワッドエキゾーストシステムをインストール。

ロードスターでハードトップルーフなので、リヤエンジンフードは水平に近いデザインに。

既にご存じの方も多いとは思われますが、V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、且つランボルギーニの市販オープンカーとして初めて登場したのがディアブロVTロードスターでもあるため、ある意味今のV12ロードスターを導いてくれた重要な一台だったのかもしれません。

あとこれも余談ではありますが、ランボルギーニの親会社がメガテックやVパワーといったインドネシア資本を経て、フォルクスワーゲングループの子会社であるアウディ傘下に入ったのは1999年。

これまでにディアブロは様々なグレードが展開されてきましたが、1996年と1997年、1998年、そして1999年という3タイプに大別でき、最初の1996年~1997年は30周年記念スペシャルエディションのディアブロSE30のコンセプトを最も忠実に受け継いだモデルでもあります。


内装やエンジン周りもチェック

インテリアは非常に紳士的で、シートやドアカード、センタートンネルは全てタンレザーを採用し、ステアリングやダッシュボードアッパー、フロアマット、シートパイピングは全てブラックにまとめられています(キズや汚れなども無く非常にキレイ)。

パワートレインはもちろん排気量5.7L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力492ps/最大トルク580Nmを発揮。

トランスミッションは5速ゲート付MTを搭載し、最高時速は325km/hにまで到達、0-100km/hの加速時間は4.5秒にて到達します。

最後に予想落札価格ですが、残念ながら2021年3月21日時点では提示されておらず、しかし昨今のディアブロの価格高騰もかなり目立っているため、新車価格以上にて落札される可能性は高いそうです。

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Reference:BarrettJackson