雨に濡れたレクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackも良いな…ヒートブルーの良さが引き立ち、美しく見せるための複雑なボディパネルがこんなにも映えるとは

クサス新型ISは熟成型の走りだけに拘らず、デザインで勝負に出たところも高く評価したい

こちらはレクサス新型IS300 F SPORT Mode Blackのトランクスポイラー部分。

スポイラーとトランク部分にはクリアランスが無いため、例えば雪が積もったり雨が降ったりすると、トランク部分に水滴や雪が溜まってしまうのが難点(特に洗車する際は水たまりができてしまう)。

この点は完全にデザイン性を優先したからだと思いますが、こういった非実用的な部分を敢えて採用してきたレクサスの攻めの姿勢には尊敬しかありません。

水滴が付着する新型ISも素敵ですが、この角度から見るモッコリのリヤフェンダーがまぁ凄いこと。

今回のモデルはビッグマイナーチェンジになるものの、リヤドアやリヤフェンダーの金型を変更するレベルの大変化で(ここまで来るとフルモデルチェンジレベル)、おまけにリヤのブリスターフェンダーの抑揚とフラットな形状が何とも複雑で、「よくこんな3次元曲げができるな…」と驚く程。

その影響もあってなのか、リヤフェンダー付近に水滴が付着してもなかなか落ちて来ないんですね。不思議なことに。

フロントフード形状も同様ですが、新型ISはこうしたフラット(水平基調)な面を設けるところが多く、しかし外観としては「カクカク」に見えない何とも不思議で滑らかなボディラインで、この作りは新型ISでしか見られない程に独特だと思います。


新型ISこそ競合モデルの新型Cクラス(W206)や3シリーズに対抗できるスポーツセダンだと思う

トランクスポイラーの3次元曲げに加え、この大きく外側に張り出したフェンダーに溜まる水滴でさえも美しく、ヒートブルーの良さを引き立てているのではないかと思います。

これはヒートブルー以外にもホワイトノーヴァガラスフレークやラディアントレッドコントラストレイヤリングなど、そのボディカラーによってイメージは大きく変化してくると思われ、ヒートブルーはスポーティでセクシーな印象を与えています(まさかこんな複雑でワイド感を持たせた車が国産メーカーから登場する日が来るとは…)。

これだけ国産車離れしたモデルですし、メルセデスベンツ新型Cクラス(W206)やBMW3シリーズ・セダン、そしてアウディA4に十分対抗できる一台ではないかと考えています。

様々な発見もあった私のレクサス新型ISですが、こういったポイントを撮影して頂けた専属カメラマンさんにも感謝するばかりですし、改めて新型ISを購入して良かったと思った次第です。

次は桜とヒートブルーのレクサスISのコラボに挑戦してみたいですね。

私の新型IS300 F SPORT Mode Blackに関する納車後インプレッション/燃費/メンテナンス/維持費などのはコチラにてまとめております。

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