【国産乗用車編】2021年3月の登録車新車販売台数ランキング50を公開!2020年度のトータル販売台数ではトヨタ勢が上位5車種完全独占
ヤリスシリーズが唯一の2万台で圧勝!売れ方が軽自動車並みで強すぎる
さて、毎月発表される各月登録新車販売台数ランキング。
今回は2021年3月度の乗用車・新車販売台数を公開していきたいと思いますが、2020年9月度のトヨタ新型ヤリスシリーズ(ヤリス/ヤリスクロス/GRヤリス)の2万台超えの販売台数を記録して以降、そこからは常にトップを走り続けていますが、今回も唯一の2万台超えを果たすことに。
しかも上位7車種に至っては1万台を超えるほどの人気っぷりで、モデル末期のトヨタ新型アルファードがトップ3を継続中。
しばらく新型ヤリスシリーズ含めトヨタの牙城を崩すことは難しいかもしれませんが、これを何とか上回ってほしいのが日産の新型ノートe-POWER。
本来であれば、2021年3月24日に発売予定だった3ナンバー&プレミアムコンパクト仕様の新型ノート・オーラと組み合わせて、新型ヤリスと真っ向から勝負するつもりでしたが、昨今の諸事情や半導体の供給不足が原因で2021年初夏に販売延期が濃厚と言われています。
2021年3月度の新車登録販売台数ランキングはこうなっている
2021年3月度の(乗用車)新車販売台数ランキングは以下の通り。
【2021年3月度の登録新車販売台数ベスト50】
- トヨタ・ヤリス:28,446台
- トヨタ・ルーミー:16,504台
- トヨタ・アルファード:13,986台
- 日産・ノート:13,352台
- トヨタ・カローラ:12,667台
- トヨタ・ライズ:12,272台
- トヨタ・ハリアー:10,428台
- トヨタ・ヴォクシー:9,891台
- ホンダ・フリード:9,764台
- ホンダ・フィット:9,231台
- 日産・セレナ:9,207台
- トヨタ・シエンタ:8,682台
- トヨタ・プリウス:6,721台
- トヨタ・ノア:6,377台
- スズキ・ソリオ:6,089台
- ホンダ・ステップワゴン:5,995台
- トヨタ・RAV4:5,334台
- トヨタ・アクア:5,304台
- スバル・レヴォーグ:4,892台
- マツダ・CX-5:4,845台
- 日産・キックス:4,801台
- マツダ・MAZDA2:4,457台
- トヨタ・ランドクルーザーW:4,395台
- トヨタ・パッソ:4,186台
- マツダ・CX-8:4,073台
- スバル・インプレッサ:4,009台
- マツダ・CX-30:3,895台
- スバル・フォレスター:3,646台
- スズキ・スイフト:3,459台
- マツダ・MAZDA3:3,122台
- トヨタ・C-HR:3,023台
- 三菱・デリカD:5:2,963台
- トヨタ・クラウン:2,939台
- ダイハツ・ロッキー:2,578台
- ホンダ・オデッセイ:2,419台
- スズキ・ジムニーワゴン:2,267台
- ダイハツ・トール:2,167台
- ホンダ・シャトル:2,041台
- 日産・エクストレイル:2,041台
- スズキ・クロスビー:1,977台
- トヨタ・エスクァイア:1,794台
- ホンダ・ヴェゼル:1,789台
- マツダ・CX-3:1,722台
- 日産・リーフ:1,603台
- トヨタ・カムリ:1,472台
- ホンダ・シビック:1,464台
- 三菱・エクリプスクロス:1,441台
- 日産・マーチ:1,358台
- トヨタ・ヴェルファイア:1,183台
- トヨタ・ハイエースワゴン:1,052台
ランキングは上の通りとなります。
▽▼▽関連記事▽▼▽
「コンパクトカーよりもフラッグシップミニバンが売れる」特殊な時代に
なお今回のランキングで大きく貢献しているのが、4位につけたフルモデルチェンジ版・日産の新型ノートe-POWERですが、これよりも更に売れているのが3位のトヨタ新型アルファード。
価格帯も車格も全く異なる2車ですが、フラッグシップミニバンがコンパクトカーに販売台数で上回るというケースは非常に稀で、これも昨今の諸事情による公共交通機関の利用自粛や、家族で大型移動が増えたことから、ミニバン需要が格段に上昇したのだと思われます。
そして新型アルファードを選択するユーザーの多くが、「トヨタを買っておけば間違いない」「リセールが良い」「質感や見た目で良い」「モデル末期で値引きも大きいから」「新型アルファードクラスの競合が居ない」という理由から購入しているものと考えられ、こうした特殊な時代だからこそトップ3に付けるほどに売れまくっているのではないかと思います。
2020年度(2020年4月度~2021年3月度)の累計新車販売ランキングを公開!気になる続きは以下の次のページにてチェック!