ちょっと待て!フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイルが中国に続き欧州市場でも2022年夏に発売へ。一方で日本市場向けの公式アナウンスは一切無し

中国市場や欧州市場での発売時期が明らかになるなか、日本市場は一体いつ発売されるの?

いよいよ新型エクストレイルがグローバルモデルとして展開される一方で、最も気になるのが「日本市場ではいつ発売されるの?」ということ。

グローバル市場に力を入れることは確かに重要なことだとは思いますが、その一方で「置いてけぼり」にされている日本市場。

確か日本経済新聞によると、日産九州の冨山隆 社長が「2021年の秋ぐらい」に新型エクストレイルの生産をスタートする予定と語っていて、月数千台の受注が入ることも予想していると報道されたばかり。

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つまり、日本市場向けは早くとも2021年度内には何とか市販化に漕ぎつける?という淡いを期待持ちたいところですが、こうして欧州や中国のように市販モデルのプレスリリースを発行できないのも、半導体の供給不足が影響しているからではないか?と予想したり。


既に日産の新型車は半導体の供給不足で発売時期を遅らせている

ちなみに2021年4月19日に発表されたマイナーチェンジ版・新型リーフ(New Leaf)も、本来であれば同年5月20日に発売予定でしたが、先述の理由で同年初夏に延期になりましたし、同年3月24日に発表・発売予定だった3ナンバー&プレミアムコンパクトカーの新型ノート・オーラ(New Note Aura)も、同年6月上旬に延期となりました。

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おそらくはこういった特殊な背景があることから、日産も国内でのプレスリリースには積極的になれず、後のばし状態になっているのではないかと考えられます(後のばしになればなるほどユーザーからの不信感も募っていくばかりなので、何とも判断が難しい)。

なお国内市場向けの新型エクストレイルの具体的なパワートレインについては明らかになっていないものの、過去に掲載された日刊工業新聞の情報によれば、日産の新技術となる可変圧縮比(VCR)を採用した、排気量1.5L VCRエンジンを搭載し、ここに同社のハイブリッド技術となるe-POWER技術が組み合わさると報道されていますが、システム総出力/トルクが中国市場向けと同等レベルになるかまでは明確になっていません。

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Reference:Nissan