フェラーリ新型812コンペティツィオーネ(アペルタ)は全て発表前に完売!クーペは999台/タルガトップのアペルタは599台のみの製造…気になる販売条件は?

812コンペティツィオーネはいつ頃より納車開始になる?

そしてフェラーリ新型812コンペティツィオーネの納期についてですが、今のところクーペタイプが2022年春頃、オープンタイプのアペルタが2022年末~2023年初め頃を予定しているとのこと。

既にフェラーリ公式でも明らかになっていますが、今回のオープントップモデルとなる812コンペティツィオーネ・アペルタは、スタンダードグレード812GTSのように電動格納式ハードトップではなく、カーボンファイバ製ルーフパネルを手動で取り外すタイプ(ラ・フェラーリ・アペルタと同じ)。

しかもクラシカルな見た目でもあるタルガトップ構造で、この点は誰も予想していなかったポイントではないかと思います。

ロールフープやテールランプが何とも特徴的、リヤデッキのカスケードルーバーを廃除することにより、クーペとは僅かに異なるスタイリングに仕上げているところも差別化のポイントになっています。


これで最後になるであろうフェラーリのV12ノンハイブリッドNA

ラ・フェラーリ/ラ・フェラーリ・アペルタ同様に中々お目にかかることのできないフラッグシップV12モデルだと思われますが、おそらくこのモデルを最後に、ノンハイブリッドV型12気筒自然吸気エンジンは販売終了、次期モデルではV型6気筒/V型8気筒/V型12気筒をベースとしたハイブリッドモデルが主流となり、更にピュアEVモデルも登場予定となっています。

812コンペティツィオーネのスペックを再度おさらいしておくと、パワートレインは排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力830ps/最大トルク692Nmを発揮。

ピークパワーは9,250rpmで、最高出力830ps発揮時の回転数は9,500rpmとフェラーリ史上最強。

トランスミッションは、812スーパーファストから更に改良を重ねた7速DCT搭載で、シフトスピードは更に+5%改善されています。

直線性のパフォーマンスについては、0-100km/hの加速時間が2.85秒、0-200km/hの加速時間が7.5秒、最高時速は340km/hにまで到達します。

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Reference:motor1.com