フルモデルチェンジ版・メルセデスマイバッハ新型S680の情報が一部解禁!V12エンジン搭載でトルクモリモリの1,000Nm超え、そしてV12なのに圧倒的「静か」

2021-05-18

新型マイバッハS680は、従来Sクラスと比べて何が異なる?

引続きメルセデスマイバッハ新型Sクラスをチェックしていきましょう。

ちなみにスタンダードなSクラスと比較して、いくつかの変更が加えられているそうですが、フロントマスクやボディサイズが異なるのはもちろんのこと、この他にはフロントフェンダーに「V12」「マイバッハエンブレム」バッジが貼付され、更にトランクリッドにはS680のバッジも。

マイバッハのフラッグシップモデルでありながらも、更に上位グレードを強調するネーミングバッジでもあるため、一目でV12の最高峰であることがわかります(それよりもやっぱりパープルとゴールド?のような2トーンのインパクトの方が圧倒的に強い…)。

中国ユーザー向け?ホイールデザインは安定のマルチスポーク

あとはマイバッハの特徴ともいえるディッシュアルミホイールを装着せず、中国ユーザーが大好きなエレガントなマルチスポークホイールを標準装備。

既にピュアEVモデルのEQA/EQBでも採用されているスポークの細すぎるマルチタイプですが、ホイールデザインだけでも全く印象が異なってきますし、個人的にはディッシュタイプよりもコチラの方が好み。


なぜ中国市場ではマイバッハS650/S580を販売せず、S680を販売予定なのか?

ちなみに中国市場では、先述にもあるマイバッハSクラスのエントリーグレードとなるS480が発売されたにも関わらず、他の市場ではラインナップされているS580 4Matic(V8ツインターボ)やS650(V12ツインターボ)はラインナップされていません。

その背景には、中国の環境法規制/排ガス規制をクリアできなかったために、止む無くS580 4Matic/S650は販売できなかった?という噂もあるそうですが、そうなると更にハイパワーなS680がなぜ販売予定なのか?という疑問に。

おそらくではありますが、「フラッグシップの中の更にフラッグシップなのだから、高い税金を支払ってでも買う」という中国富裕層の心理に基づいたモデルなのかもしれません。

インテリアはもちろん、新型Sクラスに基づいた新世代MBUX(メルセデスベンツ・ユーザー・エクスペリエンス)を標準装備とし、インパネのオーナメントパネルもマイバッハオリジナル。

後席ももちろんフラッグシップモデルらしい頂点を極めた上質さを持ち、後席乗員向けのMBUXも搭載しています。

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Reference:motor1.com