フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルのちょっとした豆知識。オートブレーキホールドは”アレ”を外すと強制解除(OFF)される、リバース連動ミラーのON/OFF方法

新型ヴェゼルのメモリー付きオートブレーキホールドのちょっとした豆知識

そしてここからは新型ヴェゼルのちょっとした豆知識。

新型ヴェゼルでは、電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールド機能が備わっていることはもちろんのこと、オートブレーキホールドにメモリー機能が付いているため、エンジンを再始動して、わざわざオートホールドスイッチを押さなくても、常時ON状態になっています。

ただこの機能は、「とあること」をするとオートブレーキホールドボタンを押さなくても解除されることをご存じでしょうか?


シートベルトを外すと、オートブレーキホールドは解除されてしまう

こんな感じで、オートブレーキホールドスイッチを押さなくても、「オートマチックブレーキホールドOFF」のマークが表示され、右下の赤四角にあったマークが消えてしまいました。

実はこれ、運転席のシートベルトを外すと強制的にOFFになります。

新型ヴェゼルに限らず、恐らくほとんどの車両がその設定になっているかと思いますが、唯一他の車両と異なる点が…?

再度シートベルトを装着すると、「オートマチックブレーキホールド・スタンバイ」で、オートホールド機能が再始動するということ。

この点は、オートブレーキホールドにメモリー機能が付いていないモデルは、強制的にOFFになってしまい、再度「オートブレーキホールド」のスイッチを押さないと機能しないようになっています。

シートベルトを外した状態で”D”レンジにシフトしてしまうと…?

そして注意してほしいのは、(こういったことはあまりないとは思いますが…)シートベルトを外した状態で”D”レンジにシフトすると、新型ヴェゼルはそのままクリープ走行するので注意してください。
※私有地内の駐車場でテストしています

中々こういった使用は無いかと思いますが、特に渋滞中にオートブレーキホールドで停車中、何かのきっかけでシートベルトを外すようなことがあれば、上記のように勝手にクリープ走行してしまう恐れがあるので注意が必要です。

シートベルトを外してオートブレーキホールドOFF→リコール案件になったことも

なおシートベルトを外したことで、オートブレーキホールドが解除されるという機能が、レクサスNX300h/NX200tでは「車が動く危険性があり、制御ソフトの不具合が原因でプログラムを改修して対応する」とリコールを届け出ていたことも。

運転中はシートベルトをすることが前提となりますし、何とも捉え方が難しいところではありますが、ホンダ側はこの機能性についてどのように考えているのは気になるところです。

ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関するインプレッションや維持費、トラブルなどは、コチラにて全てまとめております。

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