映画ワイルドスピードの撮影にて使用された「ブライアン仕様のトヨタ80スープラ」劇用車が競売へ→約6,060万円にて高額落札!

競売に登場した”本物の”ブライアン仕様80スープラを見ていこう

引続き貴重なトヨタ80スープラをチェックしていきましょう。

こちらもブライアン仕様80スープラの大きな特徴ともいえる過激なデカール。

ボディ表面は非常に美しくほとんどが傷が付いていない状態とのことですが、どうやら映画撮影が終了した後、ランボルギーニ・ディアブロ(Lamborghini Diablo)に使用されたキャンディオレンジパールに再塗装しているとのことで、映画にて登場した時とは若干の色合いの変化があるかもしれません。


エンジンは特にチューニングされていない出荷状態のノーマル仕様

そしてこのモデルのもう一つの特徴が何と云ってもエンジン。

パワートレインは排気量3.0L 2JZ-GTE型となる直列6気筒ツインターボを搭載し、特別なエンジンチューニングなどは施していないとのことですが、完全に修復していることもあって大きな汚れなどは無し。

インテリアのコンディションも抜群!

インテリアはこんな感じ。

80スープラ特有のブルーとブラックのスポーツシートが採用され、インパネやダッシュボード周りも日々や汚れはほとんどなく、しっかりとメンテナンスが施してあるそうです。

ちなみにバレット・ジャクソン・オークションの情報によると、トランスミッションは4速ATとのこと。

あと、これはちょっとした余談ですが、どうやら今回出品されるブライアン仕様の80スープラは、2001年のワイルドスピードのためにカリフォルニア州エルセグンドにあるシャークショップでエディ・ポールにより製造された後、ビルダーの元に戻ってゴールドに塗装され、2003年のワイルド・スピードX2の撮影時にもスラップ・ジャック・スープラとして使用されています。

落札価格は驚愕の約6,060万円!(550,000ドル)

そして最後に最も気になるのが、ブライアン仕様の80スープラがいくらにて落札されたのか?ということ。

何と予想されていた5,000万円を上回る、約6,060万円(550,000ドル)にて落札されました。

ここまでの金額にまで跳ね上がった理由としては、やはり映画ワイルド・スピードにてブライアン・オコナーが使用していたということが大きかったのだと考えられます。

ランボルギーニ・アヴェンタドールSVJ(Lamborghini Aventador SVJ)やフェラーリ812コンペティツィオーネ(Ferrari 812 Competitione)が購入できるほどの金額ですが、それだけのプレミア価値があり、もしかすると今後更に高騰する可能性も十分に秘めているかもしれませんね。

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Reference:BarrettJacksonAution