夜のオフ会に参加してきた。スーパーカー多数で久々にマクラーレン600LTも登場!実はYouTubeやカー雑誌にも掲載された有名広報車両だった

パーツのあらゆるところにはカーボンを使用

引続きマクラーレン600LTを見ていきましょう。

やはり広報車両ということもあり、ブラックに見えるパーツの一つ一つがカーボンで仕上げられているのも素晴らしく、恐らく新車価格+オプションなども含めると3,700万円相当になるとのこと。

マクラーレンのボディといえば徹底された空力ボディが印象的ですが、いざ間近で見てみると、その加工精度が少し甘めなのか、チリが合っていないところが色んなところで見受けられるのもマクラーレンクオリティ。

これもまたディーラーでは「そういうもんです」という回答だったそうですが、マクラーレンなどのスーパーカーメーカーだからこそ許されるもの(?)なのかもしれません。


スポーツシリーズとしては十分すぎるスペック

なお600LTのパワートレインは、既に廃止となったスポーツシリーズとして統一の排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力600ps/最大トルク620Nmを発揮し、直線性のパフォーマンスとしては0-100km/hの加速時間が2.9秒、最高時速は328km/hにまで到達します。

なお0-400mの加速時間は10.4秒と驚異的ですが、アクセルを踏み込んでから加速するまでのラグはほとんどなく、ほぼリニアに反応して突き抜けるようなスピードへと到達していき、直線の安定性も非常に高く、後輪が全くバタつかないのも600LTの魅力的なポイントだと思います(怖がらずにアクセルを踏み込んでいける)。

スーパーカーといえば「ドアが上に開く」

そして最後は何といってもこのバタフライドア。

セナや720Sのように、ルーフまでオープンするディヘドラルドアではないものの、ドアが上にオープンするだけで周りから「すげぇ!」と声が挙がるほどですから、改めて「スーパーカー=ドアが上に開く」というイメージは、今も昔も変わらないんだと思った次第です。

マクラーレンはフェラーリやランボルギーニに比べると若手のスーパーカーメーカーで、今もなお存続の危機に立たされる状況になっていますが、針の穴に糸を通すような緻密で正確性の高い加速やコーナリングは、他のスーパーカーとはちょっと次元の違うところにいると考えていて、その一方価格帯の低さ(購入しやすい)も魅力的なところですが、リセールの低いブランドでもあるので、この点が上手く解消できれば今後更に伸びるのではないかと考えています。

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