フルモデルチェンジ版・インフィニティ(日産)新型QX60が世界初公開!ワンランク上のプレミアム3列SUVで最新技術も搭載…発売は2021年末【動画有】

新型QX60の徹底的に考え尽くされたインテリアや、ドライビングサポートなどもチェック!

引続きインフィニティ新型QX60の車内を見ていきましょう。

2列目はもちろんキャプテンシートなので、各々ゆったりとした時間を過ごすことができる一方、新型QX60では人間工学によって導き出されたゼログラビティ(無重力)フロントシートを採用しています。

これは脊髄の自然な湾曲に追従し、腰への圧力を最小限に抑えて、より快適な運転を実現するために開発されています。

また2列目/3列目のシートは、こちらも人間工学に基づきながらもシート形状をゼロから再設計し、圧倒的に広いスペースを提供。

遮音材を多く採用し、標準的なトライゾーン自動気候制御に加えて、ドライバーと乗客の両方にとってより快適な体験をもたらす最高の空間を演出しています。


インフィニティ待望の12.3インチフルデジタル液晶メーター

そして最も注目したいのが、新型QX60のメーター類。

既に日産の新型ローグ(Rogue)やノートオーラ(New Note Aura)、アリア(Ariya)、キャシュカイ(New Qashqai)では採用されている12.3インチのフルデジタル液晶メーターですが、もちろん新型QX60でも標準装備(メーターレイアウトはインフィニティ独自)。

インフィニティではダイナミックメーターディスプレイと呼ばれ、更に運転席から10.8インチのヘッドアップディスプレイを搭載、センターインパネには12.3インチの大型タッチスクリーンを備えるなど、全てにおいて先進的な仕上がりとなっています。

インフィニティ独自の半自動運転技術プロパイロット・アシスト

なお新型QX60では、日産のプロパイロット技術を応用した、インフィニティ独自の新技術の最高峰となるナビリンク(NaviLink)を備えたプロパイロット・アシスト(ProPILOTAssist)半自動運転システムも標準装備。

これには自動ブレーキとステアリング操作、交通標識認識、強化された自動再起動などの機能が含まれており、加速/減速/停止を精度よく実現し、ドライバーの入力なしで30秒間運転を続けることが可能となっています。

エンジンやトランスミッション、そして発売時期などは?

続いてパワートレインですが、先代同様に排気量3.5L V型6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力299ps/最大トルク366Nmを発揮。

トランスミッションは新開発の9速ATを搭載することで、シームレスでありながらもダイナミックな走りを提供し、走りの質感も大幅にアップするとのこと。

またけん引能力においても、発表時点では2,722kg(6,000ポンド)までと評価されており、先代よりも20%向上しています。

駆動方式は、前輪駆動(FWD)/四輪駆動(4WD)をラインナップし、後者においては、最大50%の駆動力を伝達する直接統合型のインテリジェント四輪駆動システムとなります。

更にこのシステムには、アクティブブレーキリミテッドスリップと呼ばれるトルクベクタリング機能があり、個々の車輪にブレーキをかけて、より牽引力のある車輪にトルクを再ルーティングできるという優れものでもあります。

最後に気になる新型QX60の発売時期ですが、北米市場をターゲットに2021年後半頃を予定していて、価格帯等はまだ明らかになっていませんが、おそらく夏頃に明かになるものと予想されます。

【FIRST LOOK: 2022 Infiniti QX60 SUV】

☆★☆日産/インフィニティ関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS