北米トヨタが2021年に(生産終了済の)FJクルーザー/レクサスGSを新車で販売していた!このほかホンダやマツダ、三菱、日産の2021年上半期新車販売も見ていこう

北米トヨタ/レクサスは生産終了車両を在庫として多数管理してそうだ

2021年6月度及び上半期の新車販売実績レポートを公開した北米トヨタ/レクサスですが、驚くことに既に生産・販売終了しているFJクルーザー(Toyota FJ Cruiser)とレクサスGSを”新車”にて販売していたことが明らかとなりました。

これまでにも、既に生産終了しているレクサスLFAやダッジ・バイパー(Dodge Viper)、ホンダCR-Zを”新車未登録車”(具体的な製造年までは不明)として販売していますが、これらのモデルを販売できる理由が、各ディーラーが在庫車として確保しているから。

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何とも興味深い珍事ではありますが、北米では毎年、こういった生産・販売終了してたはずの車両が新車として1台~2台ほど売れているそうで、一部のユーザーからは需要があるのだと考えられます(それを見越してディーラーもストック車両として保管しているのかもしれない)。


新型ランドクルーザー300含め、北米ではクルーザー系の復活を望む声もあるようだ

そして2021年に新車として売れたFJクルーザーですが、このモデルは北米にて2017年に販売終了するも、こちらも一部のユーザーからは復活を望む声が挙がっているそうです。

今回どれだけのFJクルーザーが売れたかは不明ですが、少なからず2021年1月~6月にかけて複数台売れたとのことで、もしかするとトヨタディーラーもまだまだストック車両を確保しているのかも。

あとこれは余談ですが、中東市場・アラブ首長国連邦(UAE)では、2021年7月時点でも新車としてランドクルーザー70(Land Cruiser 70)/FJクルーザーを継続して販売中。

その理由は、レトロでクラシカルなデザインな上に、昔ながらのドロドロエンジンを好むユーザーが非常に多いため需要も高いとのことです。

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こちらは、日本市場向けも2020年8月で生産・販売終了しているレクサスGS。

具体的なグレードなどは明らかになっていませんが、こちらもFJクルーザー同様に2021年1月~6月までに数十台売れているそうです。

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各自動車メーカーの2021年上半期・新車販売実績を見ていこう

ここからは各自動車メーカーの2021年上半期の新車販売結果を見ていきましょう。

【2021年上半期(1月~6月)の新車販売結果一覧】

◇北米トヨタ:1,291,879台[前年同期比+44.5%]

◇北米レクサス:157,713台[前年同期比+47.7%]

◇北米日産:583,701台[前年同期比+34.2%]

◇北米マツダ:189,167台[前年同期比+46.8%]

◇北米三菱:53,377台[前年同期比+12%]

◇北米ホンダ:833,510台[前年同期比+40.7%]

珍しいことに、各メーカー全て2021年上半期は前年同期比を上回る結果となりました。

各自動車メーカーの詳細な車種別販売台数は?気になる続きは以下の次のページにてチェック!