1984年デビューのトヨタ・ランドクルーザー70シリーズが豪州/中東市場にて新車で販売されている!しかも2022年モデルとして一部改良されるようだ

約40年も愛され続けているランドクルーザー70シリーズが、なぜこのタイミングで一部改良?

トヨタのフルモデルチェンジ版・新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)が、2021年8月1日に発表/同年8月2日に発売されますが、その一方で中東市場やオーストラリア市場では、1984年にデビューを果たしたランドクルーザー70シリーズを今でも”新車”として販売していることをご存じでしょうか。

▽▼▽関連記事▽▼▽

もうすぐデビュー40周年を迎えようとしているランドクルーザー70シリーズですが、何と2022年内に一部改良版として新しくなるとのことで、商品力の向上はもちろんのこと、使い勝手の良さも向上させて、中東/オーストラリア市場での販売を継続していきます。

具体的にどういったアップデートが施されるのか?早速チェックしていきましょう。


オーストラリアでの安全衝突試験(ポールサイドインパクト規制)に準拠するため、一部改良が必須となる

こちらが中東/オーストラリア市場向けとして販売されているランドクルーザー70シリーズ。

デビュー当時のレトロなデザインはそのままに、現代のランクルシリーズでは見かけることのないシュノーケルも装備されています。

2022年モデルの一部改良では、ランドクルーザー70シリーズのデュアルキャブモデルや、76シリーズのワゴンモデル、更には78シリーズの軍用キャリア等を対象に、より強力なラダーフレームの改良とエアバッグの追加、安全機能(VSC/TRAC/BA/EBD/HAC)の追加・向上が含まれているそうです。

ちなみにこうした一部改良が施される理由については、2022年11月よりオーストラリアにて新たに販売されるすべての乗用車/バン/SUV/LCVを対象とした、ADR85として知られる側方の安全衝突試験(side pole impact design rule)問題、もしくはポールサイドインパクト規制に準拠するためで、安全性のアップグレードがどうしても必要になるから。

こうした問題により、実はオーストラリア市場にてラインナップされているレクサスIS/RC/CTがこの問題をクリアしていないとして、正式に販売終了&撤退する事態に。

▽▼▽関連記事▽▼▽

この問題を回避するには、ランドクルーザー70シリーズを中型車両(NB)として分類するため、車両総質量3,500kgを超えるように調整し、更にサスペンションの変更やペイロード、牽引能力のアップデートが必要になるとのことで、一部改良とは言いながらも変化内容としてはかなり大掛かりになるようです。

なおパワートレインは、排気量4.5L V型8気筒ディーゼルターボエンジンが引続き搭載され、最高出力205ps/最大トルク430Nmを発揮するとのことですが、今回のように車体重量の増加やけん引能力を向上させるとなると、もしかするとエンジン出力/最大トルクも若干のアップデートが施されるのではないかと予想されます。

内装もさりげなく現代的な機能を追加!

アップデートが施されるのは、基本的なスペックに留まらず内装も含まれているそうで、どうやらBluetoothやUSBポートの追加、そして6.1インチのインフォテイメントタッチスクリーンが追加されるとのことで、可能な限り現代のモデルに近づけるよう実用性や利便性も向上していくとのこと。

シート形状・表皮、インテリアカラー、そしてボディカラーの変更までは無いものの、ここまで長年愛され、更に日々アップデートを施すモデルも珍しく、長寿モデルでありながらもフルモデルチェンジを果たさず、マイナーチェンジや一部改良を施すモデルといえばロシアの自動車メーカーでお馴染みラーダ・ニーヴァ(Lada Niva)ぐらい。

このモデルも、1977年にデビューしてから一度もフルモデルチェンジすることなく、複数回の一部改良やマイナーチェンジ、ビッグマイナーチェンジを繰り返しているだけなので、それだけ地元ロシアでの人気度は非常に高いのだと考えられます。

▽▼▽関連記事▽▼▽

☆★☆トヨタ新型車関連記事5選はコチラ!☆★☆

Reference:CARSCOOPS