【何と落札価格は約1.2億円!】世界限定350台中1台目に製造されるアキュラ(ホンダ)新型NSX Type Sがチャリティーオークションにて高額落札!

チャリティーオークション&記念すべき生産第一号だからこそ、とんでもない価格帯にて落札されたのかも

さてさて、前回のブログでもご紹介の通り、2021年8月13日より開催のモントレー・カー・ウィークにて開催されたMecumチャリティーオークションにて、世界限定350台のみ(アメリカ300台/日本30台/その他20台)販売されるアキュラ(ホンダ)の新型NSXタイプSが高額落札されました。

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ちなみに北米市場向けの価格帯としては約1,870万円からで、ライトウェイトパッケージと呼ばれるオプションを装備すると約2,015万円から、そして日本市場向けは約2,700万円からの販売となりますが、案の定今回のチャリティーオークションでは余裕の1億円超えにて高額落札されています。

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早速どのような仕様の新型NSXタイプS(Acura New NSX Type S)が落札されたのか?チェックしていきましょう。


製造番号はVIN#001、ボディカラーの指定はなくユーザーの好きなカラーに設定可能

こちらが今回出品された記念すべき生産第一号(VIN#001)の新型NSXタイプS。

もちろん世界限定350台生産されるなかの1台になるため、実質アメリカにて一般の顧客に販売される台数は299台のみ(日本は変わらず30台)となります。

上の画像では、アメリカ限定70台分のみのマット系カラーとなるゴッサムグレーにペイントされていますが(日本の割り振り台数は僅か2台分)、顧客は自分の好きなボディカラーに設定することが可能となっています。

なおフロントマスクを見ていくと、エンジン冷却を改善するためにフロントグリル開口部を大口化し、更にスポーティさが加味されたカーボンファイバ製フロントスプリッターやサイドシルを装備するなど、とにかく全体的にアグレッシブ。

「ようやくNSXが最後の最後に本気を出してきたか…」と思わせるぐらいにスポーティでワイドなフロントマスクにまとめられていますが、見る角度によってはアウディR8/Wモータースのフェニア・スーパースポーツ(W Motors Fenyr Super Sport)っぽい雰囲気も。

新型NSXタイプS専用のタイヤアルミホイールを装着!こりゃ維持費も大変そうだ

サイドビューはこんな感じ。

オークション出品される個体は、オプションのライトウェイトパッケージが設定され、カーボンセラミックブレーキやアイアンブレーキキャリパー(レッド)、”Type S”のロゴ付きなどが全て設定されます。

そして足元のホイールは軽量タイプのスプリット5スポーク鍛造アルミホイールが標準装備され、タイヤはF1モデリングテクノロジーを利用してNSX Type S用に特別に開発されたピレリPゼロタイヤを装着し、サイドウォールH0指定しているため、タイヤの交換費用もかなりの出費になるかもしれませんね。

リヤビューはこんな感じ。

このボリューム感のあるリヤバンパーやカーボンファイバ製ディフューザー、カーボンファイバ製リヤスポイラー、そしてカーボンルーフなどを採用することで軽量化にも貢献し、結果的にスタンダードなNSXよりも-26.2kgの軽量化に成功しています。

ホンダ史上最強のシステム総出力を誇るトライモーターハイブリッド

リヤエンジンフードをオープンするとこんな感じ。

グロスカーボンファイバーエンジンカバーが装備され、まるで戦闘機のような勇ましい雰囲気に。

ちなみにパワートレインは、排気量3.5L V型6気筒ツインターボエンジン+3基の電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムを採用するだけでなく、NSX GT3 Evoレースカー専用ターボや、全く新しいフューエルインジェクション、そして改良されたインタークーラーを採用することでブースト圧を+6%向上させ、スタンダードなNSXに比べてシステム総出力581ps→608ps/最大トルク646Nm→667Nmへとパワーアップ。

トランスミッションは、新しいラピッドダウンシフトモードを備える9速DCTが標準装備され、駆動方式は変わらずのトルクベクタリングスポーツハイブリッドSH-AWDシステムが標準装備となります。

なお直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が3秒未満、0-400mの加速時間は11秒という中々の加速性能を誇ります。

これまであまり明確にならなかった新型NSXタイプSの内装(インテリア)も遂に明らかに!そして落札価格はいくら?気になる続きは以下の次のページにてチェック!