これがスズキの5ドア版・新型ジムニーシエラ?ロングホイールベース化&エンジンもハイブリッド化し、2022年にデビューとの噂が浮上

2022-07-19

新型5ドア版ジムニーは新たな顧客を獲得できるチャンスでもある

via:Spyder7

以上のことから、スズキ新型5ドアジムニーの製造拠点はインド・グルガーオン工場となる可能性があり、仮に生産される場合は日本市場からパーツ供給→組み立てを行うCKD方式が採用されるものと予想されますが、ベースとなるプラットフォームや組み立てに必要なパーツの一部が3ドア版のジムニーと一部異なるため、工場ラインは別々で、5ドア版ジムニーの名称も全くの別物になることも考えられるかもしれません。

ただその一方で、ラダーフレーム構造をロングホイールベース化することで耐久性や信頼性は確保できるのか?といった意見もあり、開発自体は決して単純なものではないと考えられ、しかしスズキとしても5ドア版ジムニーの市販化は同社の利益にもつながると考えているでしょうし、「メルセデスGクラスに憧れるが金銭面で…」という方々からの需要も高いのでは?とも考えたり。


まさかのハイブリッドシステムを採用?その理由とは?

なおSpyder7さんの報道によれば、パワートレインは従来通り排気量1.5L 直列4気筒自然吸気エンジンを搭載するグレードも存在すれば、何と排気量1.4L 直列4気筒ターボエンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステムも登場する可能性があるとのこと。

後者についはあくまでも予想の領域なので現実的なものになるかどうかは不明ですが、ボディサイズが大きくなることでパワーアップが必須となる一方、欧州市場での排ガス規制に準拠したモデルとなる可能性も高いですし、この点は各国での環境や規制に合わせる形で発売できれば理想的なのかもしれません。

安全装備については、Suzuki Safety Supportの最新バージョンを搭載する予定とのことで、デュアルセンサーブレーキサポートやデュアルカメラブレーキサポート、レーダーブレーキサポートを含む約20種類を設定するとか。

何とも魅力的な一台で、しかし本当に2022年に登場するかは微妙なところですが、市販化すれば注目されることは間違いないでしょうし、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足を受け、長納期化することも確実ではないかと思います。

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Reference:Spyder7