キドニーグリルが変…BMWが奇怪な新型iヴィジョンサーキュラー・コンセプトを世界初公開!更にスマートが中国寄りの新型コンセプト#1を発表

正直このエクステリアを見て”スマート”とは誰も思わないだろう

続いては、中国の大企業・吉利(Geely)の傘下となった新生スマートが、全く新しいピュアEVコンパクトカー・コンセプト#1(Smart New Concept #1)を世界初公開しました。

今回公開されている新型コンセプト#1は、スタイリングやデザイン面をメルセデスが担当し、技術的なポイント含む設計を吉利が担当とした共同開発モデル。

ボディサイズとしては、全長4,290mm×全幅1,910mm×全高1,698mmと見た目の割には非常にワイド&ローで、メルセデスベンツEQAよりも若干ショートでワイド、そして背高いコンパクトクロスオーバーという立ち位置になるようです。

エクステリアはスマート本来の丸みを帯びたシームレスデザインで、既にメルセデスが発表しているEQシリーズに倣うような滑らかさ。

今回のコンセプト#1とEQシリーズの直接的な関係性は無いとは思いますが、スマートも「メルセデスに近づいた」ようにも思えたり。

なおリヤテールランプは、EQA/EQBのようなセンター直結式一文字テールランプに仕上げられ、リヤロアバンパーやフロント・リヤフェンダーは無塗装ブラックに仕上げるなど、意外とコストを抑えるべきところはしっかりと抑えていて、メリハリのあるエクステリアに。


ドア開閉や開放感は、BMW i Vision Circular Conceptとほぼ同じ?

ドアは先ほどのBMW i Vision Circular Conceptと同じ観音開き仕様で、画像を見る限りBピラーが無いため乗降りも非常に楽。

ただドア開閉については、マツダMX-30のように、後席ドアを開ける際はフロントドア→リヤドア、閉めるときはリヤドア→フロントドア、というように順番が設けられるのかは不明で、もしこういった順番の制約が無ければ使い勝手はかなり良さそう。

あとトップルーフは全面パノラマルーフを採用し開放感も抜群。

車内は中国ユーザーが好みそうなホワイト&ゴールド

車内もスマートブランドとは思えない程の豪華さと先進性ですね。

一部のメルセデスラインナップとは異なり、ダッシュボードから少し頭をはみ出したフローティングタイプの12.8インチタブレット型ディスプレイを搭載。

そしてセンターコンソールやステアリング部には、ゴールドのオーナメントパネルを装備するなど、明らかに中国市場を強く意識したような豪華仕様に。

内装もメルセデスと同じアンビエントライトが充実していて、おそらく設定によってライトの種類も変更することが可能なのだと予想されます。

パワートレインは公開されていませんが、内燃機関を一切使用しないピュアEV仕様なのは確実。

なお発売時期としては、2023年までを目標としていて、中国や欧州市場を中心に展開していくとのことです。

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Reference:motor1.com, CARSCOOPS