これは逃げられない…アリゾナ警察がダッジ・チャレンジャー2台をパトカーとして採用!このほか世界にはトヨタ新型ランクル300/レクサスLC500などの警察車両も

しかも覆面パトカーともなれば悪質ドライバーも逃げられないだろう

日本を始め、海外では様々な車種の警察車両/ポリスカーが採用されてきましたが、2021年9月にアメリカ・アリゾナ警察専用のパトロール車両(パトカー)として、ダッジ・チャレンジャーR/T(Dodge Challenger)2台が採用されました。

チャレンジャーR/Tのパワートレインは、排気量5.7L V型8気筒HEMIエンジンを搭載し、最高出力375hp/最大トルク542Nmを発揮し、日本価格では約600万円~購入可能なお手頃スポーツモデルの一つ。

これらの車両は、アメリカの一般道や高速道路などで無謀且つ自分勝手な運転をするドライバーを取り締まるために採用された大排気量マッスルカーで、日本で云う所の覆面パトカーに相当するエクステリアに仕上げられています。


ボディカラーもシルバーとグレーのモノトーン…一目でパトカーと見分けるのは難しい

こちらが今回、アリゾナ警察にて採用されたダッジ・チャレンジャーR/Tの覆面パトカー×2台。

ボディカラーは、それぞれグレーとシルバーのモノトーンが採用され、LEDライトバーが点灯しなければパトカーとはわからないレベル。

プレスコットバレー警察署によると、チャレンジャーの覆面パトカー仕様は「危険運転を行う悪質ドライバーを取り締まる」ことメインのパトカーとして起用されるとのこと。

もちろん、悪質な速度超過を取り締まるだけでなく、日々のパトロールでの交通事故への対応、速度の取り締まり、自転車や歩行者の安全、運転障害(またはDUI)の取り締まりなどを行うための車両として活用されるため、大排気量且つパワーのあるチャレンジャーには最適。

2021年の速度超過件数は、前年比の+290%と急増

ちなみにプレスコットバレー警察署の説明によると、同署が独自に調査した2021年の速度超過件数は、前年比の+290%に急増しているとのことで、その中には常軌を逸した速度にて走行する車両も多数存在するとのこと。

そのため、通常のパトカーでは中々追いつくことが出来ないため、低コストでハイパフォーマンスモデルのチャレンジャーR/Tが最もパトカーに適しているとして、今回2台採用されたそうです。

おそらく世界最速?ドバイ警察に納車されたトヨタ新型ランドクルーザー300の警察車両

先程はダッジ・チャレンジャーの覆面パトカーが採用されていましたが、世界には様々な警察車両がされているので、改めてご紹介していきたいと思います。

まずはドバイ警察が起用したトヨタ新型ランドクルーザー300(Toyota New Land Cruiser 300)の警察車両。

恐らく新型ランクル300を警察車両として起用したのはドバイ警察が世界初だと思われますが、やはりランクル300の聖地ともいえる中東市場では、どうしても警察車両を採用しておく必要があったのかもしれません(ドバイ警察のちょっとしたプライドもあったり?)。

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ドバイ警察恐るべし…トヨタ新型GRスープラも警察車両に

続いても、トヨタ新型ランクル300に続くドバイ警察になりますが、何と2ドアスポーツクーペの新型GRスープラ(New GR Supra)を警察車両として導入しています。

アラブ首長国連邦(UAE)におけるトヨタの代理店であるアル・フッタイムオートモーティブより提供された新型GRスープラですが、様々なグレードが存在するなかで、もちろん導入されたのは最上位グレード。

ベースとなるボディカラーはホワイトですが、これはドバイ警察が指定する専用ホワイトに塗装されたもので、ドバイ警察の象徴ともいえるグリーンのアクセントを追加した世界に一台しか存在しない、ある意味貴重なワンオフモデルになります。

この他の装備内容としては、19インチのポリッシュシルバー&ブラックデュアルトーン鍛造アルミホイールを装着し、パワートレインは排気量3.0L 直列6気筒ツインスクロールターボエンジンを搭載しています。

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