中国ホンダが新型インテグラ/クライダーのセダン2車種を2021年9月28日に発表予定!その翌日には日産の新型シルフィe-POWERも発表され、中国でのセダンフィーバーが止まらない
中国ホンダがもう一台発表する新型セダンをチェックしていこう
そしてもう一つ、ホンダの中国ブランドとなる広汽本田の新型インテグラ以外にも、もう一つのセダンモデルとなる新型クライダー(GAC Honda New Crider/凌派)が2021年9月28日に世界初公開されます。
このモデルは、グレイス(Grace)とアコード(Accord)の中間的なサイズ感を持つ中国市場専売の4ドアセダンで、その見た目もアコードに近い印象。
今回発表される新型クライダーは、内外装デザインに一部変更が加えられる一方、エンジンはガソリンとハイブリッドの2種類が引続きラインナップされます。
フロントマスクについては、フロントグリル上部のクロームアクセントがワイド化し、更にアッパーラインを直線にするなど、全体的にオラオラチックな顔つきへとグレードアップ。
サイドビューは特に変更は無く、しかし新型インテグラ同様にダブルウェストラインを採用することで洗練されたスタイリングを演出。
足もとのデュアル5スポークアルミホイールは、一部改良前とほとんどデザインは変わっていないそうです。
新型クライダーは「フロントを少し派手に、リヤをシンプルに」、一部改良前は「フロントをシンプルに、リヤを少し派手に」だった
リヤビューは結構大胆に変わりましたね。
リヤテールランプがダイナミックなC字形状へと変更され、ホワイトの面積を一気に拡大。
一部改良前は、メッキガーニッシュなどのアクセントが非常に目立っていましたが、今回の一部改良ではシンプルなボディ同色を主張させた一台に仕上げられています(フロントとリヤの派手さを入れ替えたような印象)。
インテリアはこんな感じ。
主な変更点としては、センターナビゲーションディスプレイがサイズアップし、更にインパネ系もグレードアップ。
インテリアカラーはオールブラックのみとなりますが、合成皮革シートやピアノブラックのオーナメントパネルを採用することで質感の高さをアピールしています。
最後にパワートレインですが、排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジン(最高出力122hp/最大トルク173Nm)のガソリンモデルと、排気量1.5L 直列4気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッドシステム(システム総出力154hp)の2種類をラインナップします。
トランスミッションは、ガソリンモデルが6速MT/CVTの両方、ハイブリッドモデルはCVTのみの設定となります。
中国のセダン市場に一石を投じる!日産待望の新型シルフィe-POWERが2021年9月29日にデビュー予定!
中国市場では、ホンダが新型セダン2車種を発表する一方、東風日産も負けじと翌日の2021年9月29日に、待望の新型シルフィe-POWERを世界初公開する予定です。
具体的な価格帯については明らかになっていませんが、ガソリンタイプの新型シルフィとは異なり、ダブルVモーショングリルや組子調グリルパターン、そして新型ノートオーラ(New Note Aura)と同じスペックの排気量1.2L 直列3気筒エンジン+電気モーターを組み合わせたe-POWERシステムを搭載。
デザインも日産の4ドアセダンでは圧倒的に洗練された顔つきで、日本市場にて市販化しても間違いなくヒットするであろう一台ですが、現時点で日本市場に導入されるかは不明。
価格帯次第では間違いなく競合セダンを圧倒するだけのバランスを持っていると思いますし、プロパイロット1.0(ナビリンク機能付き)もメーカーオプションなどで設定されるはずですから、今後の国内市場向けの日産の動向に注目したいところです。
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