ホンダ新型ヴェゼルの良い点と不満点をインプレッション!「オートハイビームのタイミングは絶妙」「雨滴感知ワイパーはちょっと微妙」など

引続き、ホンダ新型ヴェゼルの良い点や不満点をチェックしていこう

良い点③:フロント・後席のエアコンの効きはかなり良い

続いて3つ目の良い点ですが、とにかく新型ヴェゼルのエアコンの効きが強いこと。

これは結構強烈で、「風量1」「温度26度のエアコン設定」「風向は上半身と足元」の設定でも十分すぎるほど。

特に上のように、風が顔に当たらないような「そよ風アウトレット」ではなく、普通に顔に当たるような風向に設定し、手元に当たるように角度調整していると、ステアリングを握っている手がどんどん冷たくなっていくのがわかるほど(炎天下のときは気持ちが良い)。

それぐらい新型ヴェゼルのエアコンの効きは抜群ですし、後席によく子供を乗せるのですが、後席用ベンチレーションの風量もかなり強いようで、特に外気温が30度を超えるような真夏でも、エアコンの風量を2~3に軽く調整するだけで、ものの数分で車内が一気に涼しくなるのも嬉しいところです。


不満点①:雨滴感知ワイパーの精度が微妙

そしてここからは新型ヴェゼルの不満点をチェックしていきたいと思います。

今回最も気になっていること、不満に思っていることは一つだけなのですが、それが雨滴感知ワイパーについて。

これは上級グレードe:HEV Zにのみ標準装備されるもので、フロントガラス上の雨などの水滴を検知し、その雨量・水滴量によってワイパーを自動的に作動させるというものなのですが、明らかに大雨で視界が悪くなっているにもかかわらず、ワイパーの作動レベルは1で、雨量とワイパー作動の速度が全く合っていなことが頻繁的に起きているように感じます。

もちろん、そのときそのときによってワイパーの作動レベルは変化するものの、なぜかそういうときに限ってワイパーが吹き飛びそうな勢いで高速で作動するなど、「いや、中間ぐらいのレベルで作動することはできないか…」ということもしばしば。

なので、大雨で雨量が圧倒的に多い場合は、雨滴感知モードではなく手動でワイパー速度を切り替えるようにしていますが、この点は新型ヴェゼルに限らず、以前私が所有していた新型フィット4やトヨタ新型ハリアー(Toyota New Harrier)でも同様のことがあったため、まだまだ改良の余地はあるのかもしれません。

ホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼルに関するインプレッションや維持費、トラブルなどは、コチラにて全てまとめております。

☆★☆新型ヴェゼル関連記事5選はコチラ!☆★☆