フルモデルチェンジ版・トヨタ新型MR2が復活との噂。カローラクロスっぽい目つき…V6 PHEV搭載で新型フェアレディZを意識した400馬力を発揮?
改めて新型MR2の完成イメージレンダリングを見ていこう
改めてトヨタ新型MR2のイメージレンダリングを見ていきましょう。
フロントマスクは先ほどの通り、コンセプトモデル・ボルタをイメージしていて、フロントヘッドライトは横に連なる三眼LEDヘッドライト、その直下にはL字型のLEDデイタイムランニングライトを搭載。
スクエア型の大口グリルの上部には、新型カローラクロス(New Corolla Cross)を彷彿させるような水平基調のアッパーグリルが設けられていますが、おそらくダミータイプだと予想。
ちなみにこちらが新型カローラクロスのフロントマスク。
ヘッドライトのデザインテイストも新型カローラクロスから着想を得ているものと予想されます。
ボディスタイルとしては、2ドアスポーツクーペでありながらも、エンジンは先代から引き継がれるリヤミドシップ。
そして最も気になるのがパワートレインですが、Spyder7さんの報道によれば、排気量2.8Lもしくは3.0L V型6気筒エンジン+電気モーター+リチウムイオンバッテリーを組み合わせたプラグインハイブリッド(PHEV)を採用する可能性が高いとのことで、システム総出力350ps~400psを発揮するとのこと。
スペック的には日産の新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z)に近いものがありますが、さすがにピュアガソリンを採用する感じでは無さそう。
新型MR2の価格帯は600万円以下?!
そして最も気になるのが価格帯ですが、これもSpyder7さんの報道によれば、車両本体価格は1,000万円級から大幅に下げて、600万円以下に設定してくるとのこと。
「えっ、V6 PHEV搭載のスーパースポーツで600万円以下?!」というのが正直な感想ですが、そもそも直4 PHEVの(2022年モデル)新型RAV4 PHEVで469万円~539万円、直列6気筒ツインスクロールターボ搭載のGRスープラで499.5万円~731.3万円というプライスなので、相当なコストカットもしくはPHEV不採用じゃない限り、この価格設定は不可能。
ましては共同開発の相手がロータスもしくはポルシェが噂されているともなれば、足回りやボディ剛性、エンジン、空力パーツなどを考慮すると、1,000万円級のスーパースポーツとなることは避けられないのでは?というのが正直なところ(600万円以下ともなれば内装は相当チープになりそう…)。
もちろん、これらの情報はあくまでも噂段階となるため、今後トヨタ公式からどのようなアプローチがあるかはわからないものの、2022年にはGRスープラを圧倒するであろう日産の新型フェアレディZが発売されますし、トヨタとしてもスポーツモデルの座を譲ることは避けたいと思うでしょうから、本格的な市販化に向けて開発が進められているのであれば期待したいところです。
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Reference:Spyder7