日産の勢い止まらず!新型ノート/ノートオーラ揃ってのグッドデザイン賞に続き、今度はファイブスター賞を受賞!スズキ新型ソリオも試験評価で高得点を獲得
今後の新車販売ラッシュだけに留まらず、まだまだ日産の勢いが止まることは無さそうだ
以前、日産のフルモデルチェンジ版・新型ノートe-POWER(Nissan New Note)と、3ナンバープレミアムコンパクトの新型ノートオーラ(New Note Aura)が揃ってグッドデザイン賞を受賞し話題となりましたが、今度は自動車安全性能にて高評価を獲得し、ファイブスター賞を受賞したことが明らかとなりました。
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国土交通省が発行した2021年10月27日の公式プレスリリースより、新型ノート/ノートオーラの2車種が、以下の通り最高ランクを獲得。
◇衝突安全性能評価で最高の「A ランク」を獲得(乗員保護の全試験項目で最高レベルを獲得)。
◇予防安全性能評価でも最高の「A ランク」を獲得。
◇万が一の事故発生時にエアバッグ展開と連動し専用のオペレータを通じて警察や救急へ自動通報する「事故自動通報装置」を装備。
via:国土交通省
なお日産が安全性能面で高評価を獲得し、更にファイブスター賞を受賞したのは、現行ルークス(New Roox)以来となりますが、改めて日産の安全性能と技術力の高さがPRできた瞬間ではないかと思います。
予防安全性能ではほぼ100点満点レベルの評価だったようだ
加えて国土交通省が、衝突安全性能と予防安全性能面で最高評価Aランクと評した理由は以下の通り。
◇衝突安全性能(Aランク)・・・86%(86.79点/100満点)
・車体骨格には、日産初の超ハイテン材(冷間プレス用超高張力鋼板)を使用し、軽量化と衝突安全性を高い次元で両立
・7個のエアバッグシステムを搭載
◇予防安全性能(Aランク)・・・99%(81.95点/82点満点)
・5個のカメラ、3個のミリ波レーダー、8個のソナーにより周囲を検知する運転支援システム
・対向車や先行車を検知して自動的に照射範囲を切り替える LED ヘッドライトシステム
・人が乗車した自転車や夜間の歩行者にも対応した衝突被害軽減ブレーキ
・障害物に加えて前進時は人や車両も検知するペダル踏み間違い時加速抑制装置
via:国土交通省
この他の事故自動緊急通報装置においては、100%(8点/8点満点)と最高クラスの「先進型」を獲得し、総合評価としては93%(176.73点/190点満点)とダントツだったそうです。
一方でスズキ新型ソリオ/バンディットは課題の残る評価だった模様
続いては、スズキのフルモデルチェンジ版・新型ソリオ(Suzuki New Solio)/新型バンディット(New Bandit)と、OEMモデルとなる三菱の新型デリカD:2/デリカD:2カスタムにおいても、自動車安全性能2021の結果が公表されました。
結果としては、日産の新型ノート/ノートオーラに比べて1ランク下のBランクとなりましたが、総合評価としては悪くない内容だと考えられます。
◇衝突安全性能評価、予防安全性能評価において、それぞれ「B ランク」を獲得
◇これらの評価を総合した、自動車安全性能 2021 において、5 段階中上から 2 番目に高い評価である「★★★★」(4 星)となりました
via:国土交通省
加えて国土交通省が、衝突安全性能と予防安全性能面でBランクと評した理由は以下の通り。
◇衝突安全性能(Bランク)・・・78%(78.31点/100満点)
・衝突時の衝撃を効率よく吸収・分散するボディー構造(軽量衝撃吸収ボディー)を採用
・6個のエアバッグシステムを搭載
◇予防安全性能(Bランク)・・・87%(71.53点/82点満点)
・夜間の歩行者も検知するステレオカメラ方式の衝突被害軽減ブレーキを搭載
・壁などの障害物を検知する前後のペダル踏み間違い時加速抑制装置を搭載
・ブザー音などの警報によってドライバーに注意を促す車線逸脱警報機能を搭載
・ヘッドランプのハイ/ロービームを自動で切り替える機能を搭載
via:国土交通省
この他の事故自動緊急通報装置においては装備なしとなるため評価無し、総合評価としては78%(149.84点/190点満点)の評価を得ています。