日産の新型ジュークに待望のハイブリッドモデル登場との噂。但しオーストラリアではなく欧州市場のみ…パスファインダーにエンストのリコール

発売時期は2022年中頃、e-POWERではなくルノー供給のハイブリッドシステムとの情報も

さてさて、2019年に発表・発売されたフルモデルチェンジ版・新型ジューク(Nissan New Juke)ですが、現在このモデルにてラインナップされているグレードは、排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載するガソリンモデルのみ。

これまで数多くのユーザーからハイブリッドモデルもしくはe-POWERモデルの販売ないのか?といったリクエスト・要望が多かったとのことですが、遂にこのモデルにハイブリッドシステムを搭載した新グレードが追加されるとの噂が浮上しています。

具体的にどういったハイブリッドシステムを採用するのか?パワートレインはどうなるのかチェックしていきましょう。


販売国は欧州市場のみ、今後欧州では新型キャシュカイ/エクストレイルe-POWERも販売注力していく

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早速新型ジュークハイブリッドに関する情報をチェックしていきましょう。
※Twitter ID:@naobrz様より、事前に画像の使用許可を得ております(画像並びに情報提供いただきありがとうございます!)。

海外カーメディアDriveの報道によると、新型ジュークハイブリッドは2022年半ばに発売される予定とのことで、しかし販売国は欧州市場のみで、他にラインナップされているオーストラリア市場での販売予定は無いとのこと。

なお欧州市場については、前回日産の幹部であるギョーム・カルティエ氏が、「コンパクト~ミドルサイズSUVを中心に販売注力し、特にジューク/新型キャシュカイ(New Qashqai)/新型エクストレイル(New X-Trail)/アリア(Ariya)がメインになっていくだろう」とコメントしていることから、実はこの時から新型ジュークにハイブリッドシステムが搭載されることは明らかだったのかもしれません。

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ハイブリッドシステムについては、日産独自となるe-POWERシステムではなく、ルノーから供給されたハイブリッド技術が採用される予定とのことで、エンジンを発電機として使用し、車両の電気モーターに電力を供給するというもの。

目的としてはコスト低減が主と言われていますが、現時点では確定した情報ではなく、日産公式からの発表もないため、もしかしたら情報が異なるということも考えられそう。

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具体的なパワートレインは、ルノー新型キャプチャー E-TECHと同じになる?

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続いてパワートレインですが、ガソリンモデルにて搭載される排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンではなく、キャプチャー E-TECHと同じ排気量1.6L 新世代直列4気筒自然吸気エンジン+電気モーター2基を組み合わせたハイブリッドシステムが濃厚とのことで、トランスミッションもアルピーヌF1チームの技術を応用したものが採用されるとのことから、優れた燃費と加速性能を得ることが可能に。

エクステリアデザインの差別化は特に無し

続いてエクステリアについてですが、これについてはガソリンモデルと変わらずで、Vモーショングリルは従来通り、グリルパターンはメッシュでスポーティに、ハイブリッドモデルらしくアルミホイールを独自に変更するといったことは無く、特にこれといった差別化の予定は無いとのことです。

そして新型ジュークハイブリッドのライバルモデルですが、これは言わずもがなトヨタ新型ヤリスクロス(Toyota New Yaris Cross)で、ヤリスクロスの2020年11月~2021年6月までの売上高の62.4%が、前輪駆動(FF)/四輪駆動(AWD)のハイブリッドモデルとのことで、ここにジュークハイブリッドが真正面から挑むことになりそうです。

ただここで注意してほしいのは、あくまでも発売予定は2022年中頃であって、昨今の諸事情による部品供給不足や、半導体の供給不足によって時期がずれ込む恐れもあるため、この点についてはまた新たな情報が展開され次第ご紹介できればと思います。

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