トヨタのホワイトパール塗装剥がれは2010年式付近だけではない!2017年に新車購入したプリウスα G’sでも僅か2年で塗装剥がれが発生していた件
無償修理の対象に含まれなかったトヨタのホワイトパールモデルたちを見ていこう
ここからは、自主改善の対象車種以外で塗装剥がれが生じたモデル達を見ていきましょう。
シエンタ:リヤテールゲートに広範囲の塗装剥がれ
まずは2010年式付近のシエンタの塗装剥がれ。
ボディカラーはホワイトパールで、リヤテールゲート部分の塗装剥がれとなりますが、先ほどのプリウスα G’sに比べて剥がれの範囲が非常に広く、タッチペンなどの修正では中々に難しいレベル。
無償修理期間は過ぎているため、有償対応になってしまうわけですが、ディーラーでの修理費用は約16万円とのこと。
マークX:ヘッドライト周りやグリル周りの塗装剥がれ
こちらは2007年式のマークX。
ボディカラーはホワイトパールで、フロントヘッドライト周りの塗装が剥がれているが確認できますね。
こちらはフロントグリル周り。
オーナー様曰く、日に日に塗装剥がれが拡大しているとのことで、タッチペンでの補修にも限界があるとのこと。
参考までに、トヨタディーラーにて修理見積もりをとってみたところ、約6万円ほどとのことですが、塗装後もある程度年数が経過したときに同様の問題が生じるリスクもあるため、今回は修理を諦めているそうです。
ノア:ルーフ周りに広範囲の塗装剥がれ
最後は2009年式のミニバンタイプとなるノア。
先程のシエンタやマークXよりも更に広範囲にて塗装剥がれが生じてしまい、「これって本当に塗装なの?」と疑ってしまうレベル。
さすがにこの状態にて乗り続けるのも考え物ですが、オーナー様曰く、トヨタディーラーにて相談したところ「8~9割はトヨタ負担で修理することも可能」といった回答が。
しかしこれには条件があり、メンテナンスノートの保証継承をしていることが条件とのことですが、この個体は中古車にて購入していたために、保証継承に関するメンテナンスノートは無いことから、全額負担で修理すること以外は受け付けないそうです(修理見積もりは約30万円)。