フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ランドクルーザー300に35インチオールテレーンタイヤ装着で雪道を走破!ランボルギーニ・ウルスの販売台数が僅か4年でガヤルドを上回る

ウルスはランボルギーニにとって、なくてはならない存在になったようだ

続いては、女優の仲里依紗さんやアーティストの手越祐也さんが所有していることでお馴染みランボルギーニのスーパーSUVモデルとなるウルス(Lamborghini Urus)が、発売されて僅か4年で「ランボルギーニ史上記録的な売り上げと、前例のない収益性を持たらしたモデル」となったことが明らかとなりました。

ランボルギーニのプレスリリースによると、ウルスは2017年12月4日にデビューし、エントリーモデルのウラカン(Huracan)とフラッグシップモデルのアヴェンタドール(Aventador)に続く第三のモデルとして導入されました。

過去4年間の販売記録を見ていくと、まずウルスだけで累計16,000台を販売していますが、これは2004年~2014年に販売された先代ガヤルド(Gallardo)のすべてのバリエーション含めた累計14,022台を超えており、ランボルギーニ史上最も売れたモデルを上回る瞬間でもあります。

ウルスを購入した人の約85%が新規顧客

そしてもう一つユニークな情報として、実はウルスを購入した方の85%が新規顧客層ということで、まさにランボルギーニがターゲットとしていた層を獲得し、ランボルギーニに対する関心を高めるための重要な一台になったと言えるのではないかと思います(それがきっかけでランボルギーニの限定モデルも全て完売)。


ランボルギーニはウルスのために巨額の設備投資を進めてきた

なおウルスがここまで販売記録を伸ばすことが出来たのは、ランボルギーニのサンタガータボロネーゼの敷地エリアを80,000平方メートルから160,000平方メートルに倍増し、新生産施設や塗装工場、オフィスビル、物流倉庫、テストトラック、第2トリジェネレーションプラント、エネルギーハブを拡大するだけでなく、700人以上の従業員に拡大したことも大きく影響しているものと考えられます(ランボルギーニは完全にビジネス主体で活動しているのがわかる)。

続いて収益性に関しては、2018年にウルスが発売されてから+40%の成長が見られ、その年のランボルギーニの売上高は14億1,500万ユーロ(日本円に換算して約1,800億円)、2019年には18億1,000万ユーロ(日本円に換算して約2,300億円)に達し、昨今の諸事情によってダメージを受けた2020年でも16億1,000万ユーロ(日本円に換算して約2,055億円)と、とんでもない記録を更新してきました。

2021年12月時点で、未だ1グレードしか展開されていないウルスですが、近い将来プラグインハイブリッド(PHEV)モデルが展開される予定で、更にハイパフォーマンスグレードも登場予定との噂もあるため、今後更に活躍することは間違いないでしょうね。

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Reference:CARSCOOPS①