2021年最も注目された納屋で発見されたお宝モデル達!「中東王子が所有していたランボルギーニ・ウラッコ」「約4,000万円ので落札されたWRC仕様のスバル・インプレッサプロドライブ555」

引き続き、世界の納屋にて発見されたお宝モデル達を見ていこう

オーストラリアの納屋からラリー仕様のスバル・インプレッサプロドライブ555が発見される

続いては、オーストラリア・ビクトリア州にある某納屋にて、1994年式のスバル・インプレッサプロドライブ555(Subaru Impreza Prodrive 555)が発見され大きな話題となりました。

このモデルは、1994年に参戦したグループAラリー選手権(WRC)において、当時コリン・マクレー選手とカルロス・サインツ選手がドライバーを務めた貴重な一台であることが発覚。

しかも生産台数は僅か68台と非常に少なく、1995年にはドライバーズタイトルとマニュファクチュラーズタイトルの2冠を達成したことでスバルの強さを世界に見せつけた重要な一台です。

本来「納屋にて放置されていた」と聞くと土埃や錆び、経年劣化などが多く見られる印象もありますが、ボディコンディションとしては抜群で、ほとんど修理・修復する必要はなく一部消耗品を交換すれば自走も可能とのことで、保管状態も奇跡的に良かったそうです。

当時納屋で発見された後にメンテナンス→エンジン始動&自走可能であることが判明した後、すぐさま競売に出品されたそうですが、予想落札価格は100万豪ドル(日本円換算で約8,100万円)と言われていたものの、実際のところは500,000豪ドル(日本円換算で約4,060万円)とほぼ半値で落札。

半値といえども、ランボルギーニ・アヴェンタドール(Lamborghini Aventador)やフェラーリ488GTB/GTC4ルッソなどが購入できる金額ですし、改めてその価値が相当に高いことが伺えますね。

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アメリカの納屋から、ほぼ新車状態のトヨタ・ハイラックスが発見される

続いてもこれまた凄い個体が登場。

何とアメリカ・ニューハンプシャー州ゴーラムの某納屋にて、約30年間放置されていたトヨタ・ハイラックス(Toyota Hilux/北米名:ピックアップ)が発見されたのですが、大きな汚れやキズなどもなく、ほぼ新品状態だったそうです(バッテリーや燃料タンク、燃料ポンプ、オイルフィルター、グッドイヤーATタイヤはといった消耗品は交換済み)。

どのような姿にて発見されたのかは明らかになっていませんが、製造年式は1993年式で、放置期間は約28年、そして走行距離は僅か150km(94マイル)とのことから、納車後は全く走られていなかったことがわかります。

一体どのような経緯で納車後すぐに納屋に放置していたのかは不明ですが、オーナーも何か特別な理由があって保管していた可能性がありますし、しかし期間が経ち過ぎて放置していたことを忘れてしまった可能性も考えられそう。

シングルキャブ&2ドアピックアップトラックのハイラックスは、案の定競売(Mecumオークション)へと出品されるとのことで、予想落札価格は60,000ドル~80,000ドル(日本円に換算して約693万円~約925万円)と言われています。

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