日産幹部「新型フェアレディZの車両本体価格は700万円からではない!一番安いモデルは500万円前半からだ!」ハンドルのグリップはスカイラインGT-R R32をモチーフに…海外では700馬力に改造した370Zが違法公道レースで炎上【動画有】

今回公開された動画は新型フェアレディZを検討している方にとっては朗報

2022年1月14日~16日まで開催された東京オートサロン2022にて、日産のビッグマイナーチェンジ版・新型フェアレディZ(Nissan New Fairlady Z, Z34)が発表され、正式発売は同年6月下旬を予定しています。

既に日本限定240台のみとなる特別抽選限定モデルのProto Specの価格帯が6,966,300円(税込み)であることが明らかになっていて、メーカーオプションは一切無し、乗り出し価格で約730万円~740万円が妥当なところではないかと思います。

ただ、このモデルに関して日産のチーフプロダクトスペシャリストである田村宏志 氏が、某YouTube動画にてコメントした内容が注目されています。


新型フェアレディZには、ネオクラシックカー好きにはたまらない「隠れた拘り」がたくさん詰まっている

今回の新型フェアレディZに関して、お笑い芸人で車系YouTuberとしても活躍しているテンダラー浜本さんが、自身のYouTubeチャンネルであるテンダラー浜本のゆる〜く VINTAGE CAR LIFEにて、かなり興味深い動画を配信しています。

浜本さんが公開しているYouTubeでは、日産のチーフプロダクトスペシャリストである田村宏志 氏とのやりとりが公開されていますが、「新型フェアレディZの隠れた拘り要素」「新型フェアレディZの価格帯」などを軽く紹介。

ステアリングのグリップはスカイラインGT-R R32をモチーフにしている

まずいきなり驚かされたのが、新型フェアレディZのステアリンググリップ。

実はこのステアリング、田村 氏によればスカイラインGT-R R32のグリップをモチーフにしているとのことで、旧車/ネオクラシックカー世代の感覚と懐かしさを、車で最も触れるであろうステアリングに込めているとのこと。

マフラーはV37スカイライン400Rがベース

続いてはこのエキゾーストマフラー。

パンチングスポット込のマフラーというのも珍しいとは思いますが、これも田村 氏によれば、V37スカイライン400R(V37 Skyline 400R)にも採用されているマフラーと同じとのこと。

気流を使うことでエキゾーストサウンドを抑える効果があるとのことで、今後の排ガス規制や騒音規制に対応していくための対策の一つになっているそうです。

ラゲッジスペースはゴルフバッグが2個収納できる

コチラはトランクルーム。

新型フェアレディZは後席を持たない2ドア&2シータースポーツモデルですが、トランク部分にはゴルフバッグ2個分が入るほどのスペースを確保しているとのこと。

サイズ感によっては、キャリーケースも収納できるとは思いますが、そうなるとルームミラーからの後方視界が絶望的になりそう(デジタルインナーミラーの装備に期待したいところです)。

リヤハッチガラスにはフェアレディZの誕生年付

これは非常に有名なリヤハッチガラスの下部中央に記された”Since 1969-”。

フェアレディZの生まれ年を意味し、2022年で23年目を迎えることになるわけですが、ハイブリッドやオートマが当たり前となっている時代に、V6ツインターボエンジン&6速MTを新車で発表してくれた日産には感謝しかないところ。

新型フェアレディZは”700万円から”ではない!最も安価なグレードは500万円前半から

そしてここからが一番重要なところ。

今回のYouTube動画で一番伝えたかったポイントとして、新型フェアレディZは「696万円(約700万円)”から”」と言われることが多いとのことですが、同車の最上位グレード価格が700万円”まで”であって、それ以外のスタンダードグレード(ベースグレード/version S/version T/version ST)は更に価格帯を抑えているとのこと。

特にベースグレードともなれば、「500万円前半」にて販売すると笑顔で語っていたのが印象的で、今回のモデルにはかなり期待が持てそうです。

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そしてこちらが、今回の目玉ともいえる新型フェアレディZカスタマイズプロト。

旧世代の432Rを彷彿とさせるカラーリングに加え、オリジナルのフロントバンパーと大きく張り出したフロント・リヤフェンダーが特徴的な一台です。

ちなみにこのモデルは、あくまでもプロトタイプなので市販化の予定はないとのことですが、多数のリクエスト・要望があれば検討するとのことで、今後の新型フェアレディZのディーラーオプションにも注目したいところです。

【新型フェアレディZ TOKYO AUTO SALON2022】

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