冬場でも燃費27km/L超えは凄いな!フルモデルチェンジ版・ホンダ新型ヴェゼルで7回目の高速道路インプレ!更に新たなトランクの内張り浮きが…
やはり走り方次第で、季節に関係なく低燃費記録をたたき出せるんだな
さてさて、2022年1月末で私に納車されてから9か月が経過するホンダのフルモデルチェンジ版・新型ヴェゼル(Honda New Vezel)e:HEV Z×四輪駆動(4WD)。
毎月1度、往復470kmの高速道路での大型移動があるわけですが、今回は記念すべき2022年1発目(通算7回目)、しかも往路の高速道路までの下道は大雪でオフロード並みの路面に。
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高速道路は、融雪剤や除雪車の作業のお陰で問題なく走行できる状態でしたが、こういった大雪の中でもどれぐらいの燃費をたたき出したのか?そして、前回のブログにてご紹介したトランク部分の内張りの浮きに加え、新たな浮きも発見されたため、これについても簡単にご紹介できればと思います。
今回の高速道路走行の内訳と走行条件をチェックしていこう
まず今回の高速道路走行の内訳についてが、これまでと同じく下道が往復で約20km(自宅⇔高速道路、出先⇔高速道路までの下道)、そして残りの往復 約450kmが高速道路となっています。
基本的には、往路が上りと平坦な道がメインとなり、復路は下りと平坦な道がメインとなるため、イメージ的には復路の方が燃費が大幅に向上するイメージとなります。
そして往復470km走行中の車内のエアコン設定は、冬場で窓の凍結も目立つため、風向は「フロントウィンドウ&足もと」、風量は3~4、そしてエアコンの温度は26.0度設定、シートヒーターは3段階中2段階目となっています。
乗員定数は、私ではなく妻一人となるわけですが(基本的に往復470kmの大移動は妻の運転)、基本的には周りの流れに合わせての走りになります(走行モードはECONのみ)。
タイヤはもちろん16インチスタッドレスタイヤ
そして前回6回目の高速道路走行インプレッション時と全く同じ条件としては、足もとのアルミホイールが16インチにインチダウンされ、タイヤもスタッドレスタイヤに変更されていること。
タイヤサイズやタイヤ幅も異なるため、転がり抵抗はある程度抑えられるとは思うものの、その一方でトレッドパターンが左右で異なるアイスナビ8を装着しているため、そこまで飛躍的に燃費が向上するわけではない?と推測するものの、この時期だとどれぐらいの燃費になるのか気になるところです。
新型ヴェゼルでの高速道路走行後の区間燃費をチェックしていこう
それではここから、往復 約470km走行しての区間燃費をチェックしていきましょう。
以下の画像の通り、Honda Total Careアプリにあるドライブモードを参考にすると、下二つ(午前8時44分~12時33分)が往路で、上二つ(15時55分~19時47分)が復路になります。
往路①の燃費
往路①(午前8時44分~午前10時57分/自宅~高速道路SA)の朝一の燃費を見ていくと、走行距離123.6kmに対し、ガソリン消費量は5.6L、平均燃費は22.0km/Lとなっていますが、高速道路に入るまでが通勤ラッシュで若干渋滞だったり、道路がガタガタの雪道でスタック&スリップし易い状態だったので、かなり慎重なドライブに。
高速道路に入ってからの約110kmは、周りの流れに合わせて走りつつ、道中除雪や融雪剤を撒いていた低速走行車両の影響も有って、ほぼほぼEV走行する場面も。
そして朝一でエンジン始動したばかりなので、EVモードで走行する割合が少なかったことが影響しての燃費だったと考えられますが、それでも22.0km/Lはe:HEV Z(4WD)のWLTCモード平均燃費と全く同じとなるため、十分これでも優れた燃費なのがわかります。
往路②の燃費
その後の往路②(午前11時1分~12時33分/高速道路SA~出先)で、走行距離109.6kmのほぼ9割以上が高速道路走行となり、且つ後半は少し下りがあるため、走行距離に対してのガソリン消費量が4.7Lと少なく、平均燃費も23.4km/Lと少し向上しているのがわかります。
復路①の燃費
続いては復路①(15時55分~17時37分/出先~高速道路SA)を見ていきましょう。
走行距離は115.9kmとこちらもほぼ9割以上が高速道路走行となり、ガソリンの消費量は4.3Lと往路②よりも少なく、区間平均燃費は何と27.1km/L。
帰りは日中で気温も少し高め、出先は雪も降っておらず晴れだったので、EV走行の比率が非常に多かったそうです。
しかも高速道路では、途中退社ラッシュで止まらない程度の渋滞があったため、その影響もあって更にEV走行の比率が高かったのだと考えられます。
復路②の燃費
最後は復路②(17時44分~19時47分/高速道路SA~自宅)を見ていきましょう。
走行距離は119.4kmで、ほぼ9割近くが高速道路走行となり、ガソリンの消費量は4.4Lと復路①とほぼ同じで、区間平均燃費も全く同じ27.1km/Lを記録。
しかもこの復路②に関しては、途中雪が一気に降ったり、路面がウェット状態で燃費の悪い条件だったので、そういったなかでこの燃費を実現したのは凄いところ。
周りの流れに合わせて走っていたことに加え、やはり復路は下りと平坦な道の連続だったので、その影響もあってエンジン始動の比率も少なかったのかもしれませんね。
往復の区間平均燃費は24.66km/Lと、冬場であっても優秀
そして往復468.5km走行してのトータル平均燃費は24.66km/Lとのことで、これまでの高速道路平均燃費よりは悪くなっているものの、積雪時の燃費とは思えぬほどの優秀な数値だと思いますし、カタログ値を超えるほどの記録をたたき出してくれる辺り、改めてe:HEVの性能の高さ、、そして低燃費な走りを実現できるアクセルワークにも驚かされるばかりです。
前回ご紹介したトランクルームのサイドパネルの浮き問題に加え、新たなパネル浮きを発見!気になる続きは以下の次のページ(2ページ目)にてチェック!