V12エンジン&レッドゾーン11,000回転の過激仕様!ゴードンマレーが新型T.33を世界初公開!タッチスクリーン無し、スーパーカーブームを思い起こすアナログ要素満載だ

GMA新型T.33のスパルタンなインテリアを見ていこう

引き続き、ゴードンマレー・オートモーティブ新型T.33を見ていきましょう。

インテリアは非常にシンプルでありながらもスパルタン。

何と昨今のスーパーカー/ハイパーカーでは当たり前になっていたタッチスクリーンが一切採用されず、メーター類もシンプルなリングタイプのみ。

明らかに走ることを優先したミニマリスト&原点回帰をも意味するスーパーカーで(1970年代のスーパーカーブームを思い起こす)、アルミニウムやカーボンファイバーなどのプレミアムな素材を多用するところは、昨今のスーパーカーと基本的に同じ。


6速MTが標準装備で、オプションで6速パドルシフトも設定可

シートも左右で異なるカラータイプ。

センターコンソールにはトンネル部分が設けられ先進的な側面もありますが、基本的にトランスミッションは6速MTというのも魅力的ですね。

ちなみにこのモデル、タッチスクリーンは搭載されていないのにApple CarPlay/Android Autoとの統合には対応していて、航続可能距離は約640kmと結構実用的。

元々T.33は、ゴードン・マレー氏がどうしても作りたかったグランドツーリングモデルとのことで、ある意味彼にとっては思い入れの深い一台なのかもしれません。

先述にも挙げたトランスミッションについてですが、標準装備は6速MT×後輪駆動(MR)で、オプションとして6速Xtracパドルシフトトランスミッションも備えているそうです。

なおGMAによれば、6速Xtracパドルシフトボックスは、78kgの世界最軽量のスーパーカーギアボックスを採用していて、最速のシフトボックスでもあることを強調。

エンジンも僅か177kgと軽量で、すべてがカーボンファイバー製モノコックシャーシにボルトで固定され、アルミニウムを多用しているため、新型T.33はマクラーレンF1よりも優れたパワーウェイトレシオを備えています。

世界限定100台のみ、価格は日本円換算で約2.1億円!

最後に気になる新型T.33の価格帯ですが、現地価格だと137万ポンド(日本円に換算して約2.1億円)とのことで、とてもエントリーモデルとは思えないほどの高額モデルですが、世界限定100台のみ(右ハンドル or 左ハンドルの選択も可)&即完売になるものと予想されます。

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Reference:motor1.com