【悲報】「日産がエンジンの新規開発を終了へ」とマスコミ報道。但しハイブリッドエンジンの開発は継続→フルモデルチェンジ版・新型GT-R R36や新型V38スカイラインHVに期待?

但し日産公式が発表したものではなく、メディア/マスコミが報じたものなので本当かどうかは不明

2022年より新世代ピュアEVクロスオーバーの新型アリア(Nissan New Ariya)を筆頭に、同年春頃には新世代ピュアEV軽の新型サクラ(New SAKURA)など、本格的に電気自動車/電動車(HV)の展開を拡大していく日産ですが、海外メディア・ブルームバーグ(Bloomberg)日本経済新聞が、「日産はガソリンエンジンの新規開発を終了へ」と報道しています。

厳密には「日本と欧州、中国向けにガソリンエンジンの新規開発をやめる方針を固めた」という内容ですが、あくまでも今回の報道は日産公式ではないため、もしかすると近日中に日産公式プレスリリースにて(否定もしくは肯定と思われる?)プレスリリースを発行してくるかもしれません。


今回の報道の真実味は何とも言えないところだが、ピュアEV化の流れは粛々と動いている

近年、欧州市場や中国市場を中心に排ガス規制や騒音規制、環境法規制、更には光害規制も強化され、各自動車メーカーはガソリンエンジンから電動車(HEVやPHV)/電気自動車へとシフトする考えを示していて、大排気量エンジンを搭載するフェラーリやランボルギーニでさえも、ハイブリッドカーやピュアEVモデルの開発を進めています。

こうしたなかでの日産のガソリンエンジン新規開発終了に関する報道は、本当かどうかはわからないものの、時代の流れ上「来るべくしてきた」と考えてもおかしくはないところ。

日産といえば、中東市場を中心に販売している新型パトロール(New Patrol)向けと思われる排気量3.5L V型6気筒新開発エンジンの噂が浮上したばかり。

こういったなか、日経新聞の報道によえば、「まずは欧州市場から新規エンジンの開発を終了し、その後中国や日本市場向けのエンジンも段階的に取りやめ、しかしハイブリッド用エンジンの開発は継続する」とのことで、その分かりやすい例として、日産は欧州市場向けにマイクラ(MICRA)の後継モデルとなるピュアEVコンパクトカーのティーザー動画を公開しています。

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新開発エンジンは新型エクストレイル/キャシュカイにも搭載される1.5リッターVCターボが最後?

ちなみに欧州市場や中国市場、日本市場向けで共通の新開発エンジンといえば、フルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(New X-Trail)/キャシュカイ(Qashqai)に採用される排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジンが最もイメージしやすいかと思いますが、中国では既に新型エクストレイルに同エンジンが搭載されたモデルを発表・発売済。

もし今回の報道が事実であれば、このVCターボエンジンが最後という可能性も高そう。

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