これまた凄いお宝が出てきたな…三菱パジェロエボリューションが競売へ。ラリー優勝を目指した一台で全幅は+90mmワイド化…しかも前オーナーは日本人でコンディション抜群!

ワイド化による問題を解消すべく、空力効果を高めるためにエアロパーツを装着

引き続き、1997年式の三菱パジェロエボリューションをチェックしていきましょう。

先述の通り、ワイドトレッド化によりフロント投影面積が増加するため、どうしても空力性能が低下してしまうわけですが、整流効果を発揮するフロント・リヤエアロバンパーやサイドエアダム、ウイングフィン付きリヤスポイラーを装備したのも、空力特性を引き出すための工夫だったと言われています。

なおフロントヘッドライトはもちろんハロゲン式で、フォグランプはオレンジ式をひょじゅん装備。

フロントフードにもダクトが設けられていますが、改めて考えると三菱からこのようなハードコアSUVが登場したことは、今ではちょっと信じられないところです(2022年に入ってからはPHEVの新型アウトランダーが注目され、時代の変化を感じるところ)。


パジェロエボリューションの内装もチェックしていこう

続いて内装をチェックしていきましょう。

センターシフト位置がかなり低いため、直立式シフトノブがかなり長いこと…

この他、本革巻きステアリングホイールやメーターベゼル、エアコン吹き出し口、センターコンソールなどには、専用のカーボン調オーナーメントパネルを装着するなど、全体的に質感を向上。

少し確認しづらいですが、メーター位置はセンター上部に水温計と燃料計が設けられ、下部にATポジションと四輪駆動(4WD)インジケーターを装備。

そしてシートはフルファブリックで、シート調整はもちろん手動を採用しています。

予想落札価格はやはり高額だった

最後に最も気になるであろう予想落札価格ですが、どうやらオーストラリア現地価格65,000オーストラリアドル~75,000オーストラリアドル(日本円に換算して約541万円~約624万円)とのことで、走行距離が短ければ、更にとんでもない価格帯にまで跳ね上がっていたかもしれませんね。

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Reference:Shannons Auction, CARSCOOPS