ほぼ新車レベルのホンダS2000CRが競売にて高額落札!日本円にして2,500万円超え…日産スカイラインGT-R R34やトヨタ80スープラに迫る高騰っぷりだ

実はエンジンのパワーバランスも優れていたホンダS2000CR

引き続き、高額落札されたホンダS2000CRを見ていきましょう。

個人的に驚いたのはエンジン。

パワートレインは排気量2.0L → 2.2L 直列4気筒VTECエンジンを搭載し、最高出力240ps/最大トルク220Nmを発揮しますが、よくよく考えてみると1リッター辺りの出力値は109.1psとなるため、この直後にデビューしたフェラーリ最後のピニンファリーナで、V8 NAをミドシップに搭載する458イタリアの強烈なスペックが明らかになるまで、技術のホンダが誇る最強のNAモデルであったことも事実(458イタリアは1リッター辺り128.4psを発揮)。

そう考えると、S2000CRは本格的なピュアスポーツモデルの中ではトップクラスのパワーバランスを持った一台だったのかもしれません。


内装も汚れ一切無し!新車レベルの美しさ

インテリアも中々にスパルタンで、イエローのエクステリアと統一感を持たせたイエローインサート&ステッチ付きのブラックアルカンターラCRシートを装備。

この他、ステアリングホイールやシフトブーツ、ドアパネルにもイエローのカラードステッチを縫合し、アメニティには、プッシュボタン式イグニッションやエアコン、クルーズコントロール、CDステレオ、アルミ製シフトノブなども標準装備。

走行距離200km未満の極上の一台ですから、車内の汚れは一切なく、経年劣化なども無し。

本当に車内に乗り込んだの?と言わんばかりの美しさです。

今後更に高騰するかもしれないS2000シリーズ…もはや高嶺の花に

そして先述にもある通り、今回出品された2009年式S2000CRの最終落札価格は200,000ドル(日本円に換算して約2,560万円)となるわけですが、この記録は、2022年初め頃に約1,700万円にて高額落札されたS2000よりも更に+1,000万円近く高騰したこと意味します。

ここまでの高騰っぷりを見せてしまうと、日産スカイラインGT-R R34やトヨタ80スープラといったネオクラシックカーのような高嶺の花のような存在になってもおかしくないところです。

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Reference:BringATrailer, CARSCOOPS