フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタには電動パーキングブレーキ&オートブレーキホールドは採用されず…「3列6人乗り」や「ファンベース」も廃止へ

2022-07-23

新型シエンタに関する新たな情報を入手!

さてさて、2022年7月中旬頃より先行予約が開始予定で、同年8月~9月に発売時期がズレこんでいるトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)ですが、本モデルに関する新たな情報を入手しましたので、引き続きご紹介していきたいと思います。

新型シエンタに関する具体的なグレード別主要装備や、メーカーオプションに関する情報は、以下の関連記事にて掲載済ですが、今回はシートレイアウトや細かなグレード構成、エアロパーツと便利機能の有無、最小回転半径などをチェック。

新型シエンタが気になる方も非常に多いと思うので、購入を検討されている方は少しでも参考になりましたら幸いです。


新型シエンタのグレード構成はかなりシンプルになる

via:magX

まずは新型シエンタのグレード構成についてですが、既にざっくりとしたグレードはお伝えしたものの、具体的に「〇列〇人乗り」といった細かな構成はお伝えできていませんでした。

ちなみに現行シエンタのように、3列6人乗り仕様や、3列目シートを取っ払って大容量のラゲッジスペースを確保できるファンベース(FUNBASE)は廃止となります。

そのため、新型シエンタでは「2列5人乗り」と「3列7人乗り」のみがラインナップされ、それぞれに排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンを搭載するガソリンモデルと、同エンジン+電気モーターを組み合わせたハイブリッド(HEV)モデルの2種類が展開される予定です。

【(2023年)新型シエンタのグレード構成一覧】

[ガソリンタイプ&3列7人乗り]

◇廉価グレードX[2WDのみ]

◇中間グレードG[2WDのみ]

◇上位グレードZ[2WDのみ]


[ガソリンタイプ&2列5人乗り]

◇廉価グレードX[2WDのみ]

◇中間グレードG[2WDのみ]

◇上位グレードZ[2WDのみ]


[ハイブリッドタイプ&3列7人乗り]

◇廉価グレードHYBRID X[2WD/E-Four]

◇中間グレードHYBRID G[2WD/E-Four]

◇上位グレードHYBRID Z[2WD/E-Four]


[ハイブリッドタイプ&2列5人乗り]

◇廉価グレードHYBRID X[2WD/E-Four]

◇中間グレードHYBRID G[2WD/E-Four]

◇上位グレードHYBRID Z[2WD/E-Four]

新型シエンタではハイブリッド×四輪駆動(E-Four)が追加設定される

非常にシンプルな構成ではありますが、ハイブリッド(HEV)モデルは2WD/E-Fourの2種類、ガソリンモデルは2WDモデルのみというのも新型カローラクロス(New Corolla Cross)のような構成に。

これまでラインナップされなかったハイブリッド(HEV)モデルに、四輪駆動(E-Four)が追加設定されるのは嬉しいところで、おそらく現行シエンタのハイブリッドから新型の四輪駆動に乗り換える方も多いのではないかと予想されます。

ボディサイズは全高+20mmアップだが、ヘッドスペースは+25mmアップ

なお新型シエンタのボディサイズに関しては、前回のブログでもお伝えの通り全長4,260mm×全幅1,695mm×全高1,695mm、ホイールベース2,750mmとのことで、全高が+20mmアップしただけで全長と全幅はキープ。

2列目のスペースも+80mm延伸され、更に後席のヘッドスペースも+25mm高くなるとのことですが、全高20mmアップよりもヘッドスペースが高いということは、もしかすると着座位置が若干低くなった、もしくは天井の厚みが少し薄くなったということも考えられそうです。

2ページ目:あの便利機能は設定されない?最小回転半径は現行シエンタよりも大きくなる?小さくなる?