フルモデルチェンジ版・トヨタ新型ヴォクシーで往復 約320kmの旅へ!往路はオール下道で20km/L以上の低燃費…「あの機能」の効果がちょっとイマイチ?

2022-07-06

やはり新型ヴォクシーの満足度は高く、燃費もかなり優秀だ

さてさて、2022年3月に私に納車されたトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ヴォクシー(Toyota New Voxy)ハイブリッドS-Z(2WD)ですが、先日往復 約320kmほどの旅目的で活用することに。

基本的には長距離移動&家族旅行用としてフル活用している新型ヴォクシーですが、そのほとんどが高速道路での移動となるため、今回は往路のみオール下道、復路をオール高速道路にすることで、どれだけ燃費が異なるのかをインプレッションしていきたいと思います。

この他、下道&下りの坂道で頻繁的に活用していた”あの機能”についても簡単にインプレッションしていきたいと思います。


新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(2WD)での往復 約320kmの実燃費をチェックしていこう

こちらが今回、往復 約320km走行したあとの新型ヴォクシー・ハイブリッドS-Z(2WD)の区間実燃費。

上の画像は、専用アプリ「MY TOYOTA+」にあるマイカーログにて確認できるのですが、時間ごとにセクション分けされているのは「エンジン始動してから切るまでのアクティブログ」。

つまり、走らせなくてもエンジン始動→エンジンを切れば、区間走行距離が0kmであってもマイカーログとして残されるので、このあたりの細かい情報を残してくれるのは嬉しい所。

ちなみに上の画像の黄色四角で囲まれた部分が、オール下道にて走行した往路(147km)になり、赤四角がオール高速にて走行した復路(176km)になります。

高速道路になると、下道に比べて少し遠回りのルートになってしまうので約30kmほどの差があります。

往路147kmでの走行インプレッションと燃費チェック

まずは復路147kmのインプレッションですが、出発した時間が早朝5時前だったので、外気温は15度~16度とほんの少し肌寒い程度で、車通りもほとんどなく、信号もほぼほぼ黄色点滅だったのでストップ&ゴーを繰り返すような運転ではなかったのですが、それでも区間燃費としては21km/L超えと十分優秀。

新型ヴォクシー・ハイブリッドのWLTCモード燃費は以下の通りで、平均燃費の23.0km/Lまでは届かなったものの、それでも市街地モードに近い数値ですし、このままの燃費を継続していれば無給油1,000kmもクリアできそう。

◇WLTCモード平均燃費:23.0km/L

◇WLTC市街地モード燃費:22.2km/L

◇WLTC郊外モード燃費:25.0km/L

◇WLTC高速道路モード燃費:22.1km/L

なお今回の下道走行では、前半は平坦な道がメインでしたが、後半はアップダウンの激しい街道や峠を走行することが多かったので、特に下りの際にはセンターシフトの”B”レンジを活用することが多かったんですね。

”B”レンジのエンブレはちょっと効き目が弱い?

ちなみに”B”レンジの活用のタイミングとしては、アクセルを踏んでいないときでも速度が上がるような下り坂を走行するときで、”D”レンジのときよりもエンジンブレーキが比較的強めなので重宝しているのですが、個人的な感覚としては「そこまでエンブレは強めではない」ということ。

これは特に不満に感じているわけではないものの、競合モデルのホンダ新型ステップワゴンe:HEV(Honda New STEPWGN)の”B”レンジに比べて、減速セレクターを使用していない状態でも(体感的に)弱いと思っていて、もう少しエンブレ強めでも良いかな?と思う所。

もちろん、”B”レンジで減速している間はハイブリッドバッテリーを充電するため、その後の平坦な道などでもハイブリッド走行の比率が上がって更なる低燃費が期待できるので、可能な限り下り坂では活用するようにしています。

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