遂に来た!フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28型)と思われるテストカーを初スパイショット!Vモーショングリルは控え目でLEDデイライトは水平基調&上部?

2022-07-06

まさかこんなにも早く新型セレナと思われるテストカーがスパイショットされるとは…

2022年1月にはトヨタ新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)、同年5月にはホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)が発表・発売され、2022年はミドルサイズミニバン市場が盛り上がる1年でもありますが、こうしたなかで後発となる日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナe-POWER(Nissan New Serena, C28型)が、2023年初め頃に発売予定と噂されています。

そして今回、その噂の新型セレナと思われる開発車両が、アメリカの公道にて世界初スパイショットされています。

おそらくまだどこも紹介されていない新世代ミドルサイズミニバンの新型セレナですが、上述の通り新型ノア/ヴォクシー/ステップワゴンと真っ向から勝負する一台であることは間違いなさそうです。

早速スパイショットされた新型セレナの開発車両をチェックしていきましょう。


新型セレナと開発車両をチェックしていこう

via:Twitter

こちらが今回、アメリカの公道にて初スパイショットされた新型セレナと思われる開発車両。

現時点で新型セレナに関する具体的な情報は展開されていないものの、分厚いカモフラージュによって偽装され、フロントバンパーやサイドボディパネルなど、細部のデザインがわからないように徹底しているのが確認できます。

ただ、空冷効果を確認しなければならないフロントグリルまでは隠すことができなかったのか、少し控え目と思われるVモーショングリルが確認でき、グリルパターンは水平基調を採用していますね。

新型セレナはe-POWER一択になる可能性も?

なお今回スパイショットされている開発車両が、ノーマルボディなのかエアロボディタイプのハイウェイスター(Highwayster)?かは不明ですが、新型ノア/ヴォクシー/ステップワゴンでもノーマルボディ/エアロボディの2パターンをラインナップしていることを考えると、日産もおそらくニーズに見合ったボディスタイルを展開する可能性が高そう。

ただし、ここで注意してほしいこととして、2023年に販売されるであろうC28型新型セレナは、必ずしもガソリンモデルとシリーズハイブリッドe-POWERの2種類が提供されるとは限らず、もしかするとe-POWERのみのラインナップだけに留まる可能性があるということ。

電動化に対する意識が強い日産であれば、e-POWERにコミットするのは不思議ではない

っというのも、日産の業績をV字回復するきっかけにもなったフルモデルチェンジ版・新型ノート(New Note)/ノートオーラ(New Note Aura)や、2022年7月25日に発売予定となっているフルモデルチェンジ版・新型エクストレイル(New X-Trail, T33型)がe-POWER専売になるため、恐らく電動化の流れがミドルサイズミニバンにも波及していく可能性があるから。

この点はまだ予想段階なので外れる可能性もありますが、仮にe-POWERに限定されるのであれば、車両本体価格のスタート値が高くなることは避けられないかもしれませんね(その分、後発モデルとして装備内容や機能性で勝負してくる可能性は高そうですが)。

ちなみに予想されるパワートレインは、新型キャシュカイ(New Qashqai)/エクストレイルのe-POWERモデル同様に、排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+電気モーターを組み合わせる可能性が高く、VCターボ特有の出足の強い走りだしと、電気モーターで航続距離を上手く稼いだ魅力的なモデルになりそうです。

2ページ目:新型セレナと思われる開発車両も後ろ姿もスパイショット!