韓国ヒョンデ(現代自動車)が新型アイオニック6を世界初公開!ポルシェのようなダックテールスポイラー付き…ライバルはテスラ・モデル3やトヨタ新型bZ SDNも視野に?
韓国ヒョンデが個性的なピュアEVセダンを世界初公開
日本市場でも市販化並びに少しずつ納車が進んでいる韓国ヒョンデ(現代自動車)の電気自動車・新型アイオニック5(Hyundai New Ioniq5)ですが、早くもこのモデルの更に上位車種となる新型アイオニック6が、2022年6月29日に世界初公開されました。
今回公開されたのは、あくまでも同モデルの内外装デザインのみで、具体的な技術仕様(システム総出力、システムトルク、航続可能距離等)は、2022年7月14日に発表予定となっています。
新世代ピュアEVセダンとして、韓国市場以外にもグローバルに展開される新型アイオニック6ですが、一体どのようなモデルなのか?競合モデルは何なのかチェックしていきましょう。
無機質ながらも個性的な要素も兼ね備える新型アイオニック6
こちらが今回世界初公開された新型アイオニック6のエクステリア。
ボディスタイルとしては4ドアセダンとなりますが、トップルーフのアーチラインを拝見する限り、4ドアクーペにも見えたり。
そして気になる競合モデルですが、やはりテスラ・モデル3(Tesla Model 3)が対象になるとのことから、恐らく価格帯においてもリーズナブルな設定になってくるのではないかと予想されます。
フロントマスクを見ていくと、どことなく見たことあるようなデザイン言語ではあるものの、兄弟モデルのアイオニック5のようにピクセルライトを多用するわけではなく、どちらかというと非常にシンプルで無機質な印象を受けますね。
フラッシュサーフェスでツルンとしたボディが空力特性に大きく影響することから、パフォーマンスを重視?
サイドビューはこんな感じ。
先述の通り、アーチを描くようなルーフラインが何とも印象的で、加えてベルトラインもアーチラインを描くような形状に。
それでいてアウタードアハンドルはポップアップ式であることから、空力特性を重要視したモデルなのかもしれず、そう考えると走行性能や航続可能距離もどこまでモデル3に対抗できるか気になるところ。
将来的に市販化されるであろうトヨタ新型bZ SDNも競合の視野に?
なお先ほどから競合モデルは、テスラのエントリータイプとなるモデル3を引き合いに出していますが、トヨタの新世代ピュアEVセダンとして販売予定の新型bZ SDNも競合の対象になると予想。
既に中国にてスパイショットされたリーク情報から、ある程度の諸元は明らかになっていますが、新型bZ SDNと思われる開発車両のボディサイズは、全長4,725mm×全幅1,835mm×全高1,475mm、ホイールベース2,880mmと中々にワイド&ロー。
足元のタイヤホイールサイズも掲載されていて、フロント・リヤ共に18インチアルミホイール(225/50 R18インチタイヤ)が装着され、最高時速は160km/hとかなり控えめのようです。