フルモデルチェンジ版・トヨタ新型シエンタの前評判は好評だが「アレ」が懸念されている模様…新型クラウン含め、何も問題が起きなければ良いが
新型シエンタの前評判は良さそうだが、やはり色々と気になるポイントも多いようだ
さてさて、2022年8月2日から同月下旬へと発表が延期予定となっているトヨタのフルモデルチェンジ版・新型シエンタ(Toyota New Sienta)。
エクステリアデザインについては、国内自動車情報誌CARトップによってリークされ、この情報をもとに完成度の高いレンダリングも公開されています。
新型シエンタの内外装デザインについては、既にトヨタディーラーでも確認することは可能ですが、一部店舗によっては情報規制の絡みで確認できないところもあるようです。
私がお世話になっているトヨタディーラーの情報によれば、新型シエンタを検討しているユーザーの多くが「良い反応」を見せているようで、前評判としては好評なのですが、やはり発売前から色々と懸念されているポイントも多いようです。
上位グレードへと誘うようなオプション構成とボリュームの多さ

まず新型シエンタで懸念されているポイントが「オプション」。
これは他のトヨタのラインナップモデル同様で、上位グレードへと誘うような装備内容とオプション構成が特徴的。
特に新型ノア(New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)がイメージしやすく、17インチタイヤアルミホイールを装着できるのは上位グレードS-Z(2WDのみ)だったり、後席2列目オットマン&両サイド格納式アームレストも、上位グレードS-Zのみ選択可能な「快適利便パッケージ(High)」など、この辺りの差別化は明確。

新型シエンタも同様で、今回展開されるグレードは、排気量1.5L 直列3気筒ダイナミックフォースエンジンのガソリンモデルと、同エンジン+新世代ハイブリッドのHEVモデルの2種類で、それぞれにエントリーグレードX/中間グレードG/上位グレードZの3種類が展開されます。
そのなかで、上位グレードZのみに標準装備される機能は以下の通り。
【(2023年)新型シエンタZの標準装備一覧】
◇アダプティブハイビームシステム[AHS]
◇両側電動スライドドア(ハンズフリー対応)
◇15インチスチールホイール(ダークグレー塗装)
◇7インチTFTマルチカラー液晶付きインストルメントクラスター
◇本革巻きステアリングホイール
◇後席両サイドロールサンシェード
◇撥水機能付きシート表皮(消臭効果あり)
そして、上位グレードZにて設定可能なメーカーオプションは以下の通り。
【(2023年)新型シエンタZにて設定可能なメーカーオプション一覧】
◇トヨタチームメイト・アドバンスドパーク(HYBRID Zのみ)
◇パーキングサポートブレーキ[後方接近車両](HYBRID Zのみ)
◇15インチアルミホイール
◇インテリアテーマ(カーキ)
◇助手席ターンチルト(HYBRID Zの設定無し)
◇前後方録画機能付きデジタルインナーミラー+ETC2.0車載器
◇天井サーキュレーター+ナノイーX
◇10.5インチディスプレイオーディオPLUS(新世代コネクティッドナビ対応)
◇パノラミックビューモニター[PVM]
◇コンフォートパッケージ
・ステアリングヒーター
・シートヒーター
・スーパーUVカットガラス 等◇フルセグTVチューナー+CD/DVDデッキ
◇アクセサリコンセント(100V/1,500W)(HYBRID Zのみ)
◇寒冷地仕様
メーカーオプションに関しては、現時点でトヨタディーラーに配信されている内容を確認すると、新型ノア/ヴォクシーほどに大掛かりな差別化はされていないものの、それでもメーカーオプションのボリュームは結構多め。
車両本体価格とオプション込みの乗り出し価格とのギャップを懸念しているお客さんも多いとのことで、近々配信されるであろうグレード別価格帯とオプション価格にも注目が集まっています。
ちなみに新型シエンタのグレード別主要装備やメーカーオプション内容は、以下の関連記事にてまとめていますので、検討されている方は参考にしていただけますと幸いです。