フルモデルチェンジ版・トヨタ新型クラウンが2022年7月15日に世界初公開！発売は同年秋以降、サプライズで4種類のクラウンが登場【動画有】
遂に新型クラウンがワールドプレミア
トヨタのフラッグシップモデル＆フルモデルチェンジ版・新型クラウン(Toyota New Crown, 235系)が、2022年7月15日に世界初公開されました。
前回のブログでもお伝えの通り、新型クラウンの発表＆カタログ配布は2022年7月15日となりますが、正式な発売時期は2022年秋以降を予定しているため、昨今の諸事情による部品供給不足や半導体の供給不足により、発売時期が遅れることも考えられるとのこと。
https://creative311.com/?p=14396016代目として全く新しくなった新型クラウンは、一体どのようなエクステリア・インテリアデザインに仕上げられたのか早速チェックしていきましょう。
新型クラウンのエクステリアを見ていこう
こちらが今回公開された新型クラウンのエクステリアデザイン。
発表日前日にリークされた画像の通り、これまでのクラウンのイメージを大きく変える顔つきで、特に大口のキーンルックグリルはカローラ風、四眼LEDヘッドライト意匠とセンター直結のLEDデイタイムランニングライトはbZ Large SUV／bZ4X風で先進的に。
こちらはX／Gグレードにて標準装備の単眼LEDヘッドライトが搭載された新型クラウン。
フロントノーズには、クラウンの象徴でもある王冠ロゴが貼付されていますが、実はこのモデル、北米市場でも販売されるグローバルモデルで(おそらくアバロンの後継)、北米だと王冠ロゴではなくトヨタの”CI”マークロゴが貼付されるんですね。
そのため、「王冠ロゴ＝クラウン」というイメージを持たせるのではなく、「エクステリアデザイン＝クラウン」と思わせるような斬新なデザインに仕上げてきたのだと思われ、これまでの公用車＆おじさん臭いイメージを払拭するため、若手女性社員をデザイナーとして採用するなど、トヨタの挑戦が見られる一台に。
ちなみにこちらが、北米市場向けとして販売される新型クラウンのフロントマスク。
フロントノーズには、王冠ロゴではなくトヨタの”CI”マークが貼付されていることが確認できますね。
セダンとSUVをマッシュアップした新たなボディスタイル
新型クラウンのサイドビューはこんな感じ。
これまでは正統派セダンというイメージだったクラウンですが、今回のフルモデルチェンジにより、セダン＋SUVのマッシュアップスタイルに。
上のモデルは21インチの大口径タイヤアルミホイールを装着しているため、全高が高く見えますが、これにあわせてフロント・リヤフェンダー、そしてドアサイドパネルのアンダー部分に無塗装ブラックのモールディングパーツを追加することで、更にSUV感を強調させています。
リヤビューはハリアー／ミライ風の一文字テールランプ
そしてこちらがリヤビュー。
新型ハリアー(New Harrier)や新型ミライ(New MIRAI)のような非直結式の一文字テールランプを採用し、更にその直下には”CROWN”のレタリングバッジを貼付。
かなり個性的なリヤデザインですが、この辺りも一目見てクラウンと思わせるようなテイストに仕上げられていますね。
バイトーンカラーはかなり衝撃的
そしてこちらが、トヨタ初の試みとなるバイトーンカラー。
ボディカラーに対して、フロントフードやトップルーフ、リヤトランク全体にブラックのアクセントに仕上げたパンダカラーになるわけですが、このバイトーンカラーが、レクサス新型RZ450e／新型IS Mode Black Sにも採用される予定です。
ちなみに新型クラウンのボディカラーラインナップは以下の通り。
【(2023年)新型クラウンのボディカラー価格一覧(10％税込み)】
[モノトーン]
◇プレシャスホワイトパール(全グレード可)：55,000円
◇プレシャスシルバー(Xグレード不可)：55,000円
◇プレシャスメタル(全グレード可能)：55,000円
◇プレシャスブロンズ(Xグレード不可)：55,000円
◇エモーショナルレッドⅡ(Xグレード不可)：55,000円
◇ブラック(全グレード可)：0円(無償カラー)
[バイトーン]
◇プレシャスホワイトパール×ブラック(Xグレード不可)：165,000円
◇プレシャスブロンズ×ブラック(Xグレード不可)：165,000円
◇エモーショナルレッドⅡ×ブラック(Xグレード不可)：165,000円
◇プレシャスメタル×ブラック(Xグレード不可)：165,000円
◇プレシャスシルバー×ブラック(Xグレード不可)：165,000円
◇プレシャスレイ×ブラック(RSグレードのみ)：165,000円
新型クラウンのパワートレインは大きく2種類
続いて新型クラウンのパワートレインですが、今回のフルモデルチェンジにより、後輪駆動(FR)ベースのプラットフォームから、前輪駆動(FF)ベースの四輪駆動(E-Four)のみを搭載するTNGA-Kプラットフォームを採用し、以下の2種類のエンジンをラインナップします。
◇排気量2.5L 直列4気筒ダイナミックフォースエンジン＋電気モーター(RSグレード以外)
◇排気量2.4L 直列4気筒ターボエンジン＋電気モーター(RSグレードのみ)
新型クラウンの予防安全装備Toyota Safety Sense
続いて、新型クラウンの予防安全装備Toyota Safety Senseを見ていきましょう。
基本的には新型ノア／ヴォクシーと同等の装備内容で、新型クラウンより新たに盛り込まれる最新機能は無さそうです。
【(2023年)新型クラウンの予防安全装備Toytoa Safety Sense一覧】
[全グレード標準装備]
◇プリクラッシュセーフティシステム
◇レーンディパーチャーアラート[LDA]
◇レーントレーシングアシスト[LTA]
◇オートマチックハイビーム[ATB]
◇レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
◇ロードサインアシスト[RSA]
◇プロアクティブドライビングアシスト[PDA]
◇先行車発進機能
◇発進遅れ告知機能[TMN]
[一部グレード標準装備／一部グレードでメーカーオプション扱い]
◇ブラインドスポットモニター[BSM]
◇リヤクロストラフィックアラート[RCTA]
◇安心降車システム[SEA]
◇アダプティブハイビームシステム[AHS]
◇パーキングサポートブレーキ[PKSB](後方接近車両)
◇パーキングサポートブレーキ[PKSB](後方歩行者)
◇パノラミックビューモニター[PVM](床下透過機能)
◇フロントクロストラフィックアラート[FCTA]
◇レーンチェンジアシスト[LCA]
◇トヨタチームメイト・アドバンスドドライブ(渋滞時支援機能)
◇ドライバー異常時対応システム
◇緊急時操舵支援