フルモデルチェンジ版・日産の新型エクストレイル(T33)の実車を見てきた!「後席シートは前後スライド&リクライニング可」「タイヤはハンコック製」等

一足早く新型エクストレイルの実車を見てきた!

2022年7月20日に発表/同月25日に発売予定となっている日産のフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(Nissan New X-Trail)。

私も購入・契約済で、2022年内の納車を予定していますが、既に数多くの方が契約されているとのことで、2022年7月中旬時点で年内納車は不可能。

そしていつもお世話になっている日産ディーラーの情報によると、今回の新型エクストレイルを購入している方の半数以上が「新規顧客」とのことで、他メーカーのSUVから乗り換える方も少なくないそうです。

一方で先代T32型エクストレイルから乗り換える方は意外にも少なく、その背景には「T32で使用可能だった17インチのスタッドレスタイヤホイールを、T33の新型に流用できないから」というのも一つの理由。

エントリーグレードSでも、18インチタイヤアルミホイールを標準装備するわけですが、それだけT33は全くの別物と考えた方が良いのかもしれません。

そんな新型エクストレイルe-POWERですが、早速いつもお世話になっている日産ディーラーにて一足早く実車を拝見させていただくことになりました。


私が拝見したのは、Gグレードのブリリアントホワイトパール×ブラックルーフの展示車

via:Twitter

まず私が拝見した実車は、スタンダードタイプの上位グレードG[e-4ORCE]で、ボディカラーはブリリアントホワイトパール×ブラックルーフの2トーンカラー、内装はメーカーオプション扱いとなっているタンカラー(ナッパレザー)。

日本国内の試乗車・展示車の多くがGグレードを配備する予定とのことで、既にほとんどのディーラーに届いているのではないかと思われます。

未発表モデルということもあって、内外装の撮影は基本的に禁止となっていましたが、私も購入したモデルなので、個人的に気になっていたポイントを中心に拝見することに。

Gグレードのフロントウィンカーは流れるタイプのシーケンシャル

まず個人的に気になっていたのがフロント・リヤウィンカーについて。

今回私が拝見したGグレードのみ、フロントウィンカーが流れるタイプのシーケンシャルを採用しています。

そしてフロントシーケンシャルLEDウィンカーの点滅具合ですが、欧州車のようにメリハリを付けるような流れるタイプではなく、どちらかというと新型ノートオーラ(New Note Aura)のような、やんわりとしたシーケンシャルに近い印象です。

【【オーラ】オプショナルパーツ「シーケンシャルドアミラーウインカー」】

リヤウィンカーは全グレード”非LED”

続いてリヤウィンカーですが、こちらは既に海外メディアも報じている通り、非LEDの電球タイプになります。

おそらくコストの兼ね合いもあって電球にしたものと予想されますが、やはりGグレードでも乗り出し500万円を超えてくるようなクルマなので、この辺りはもう少し頑張ってほしかったところ。

2ページ目:新型エクストレイルe-POWERのタイヤ銘柄は?後席は競合モデルよりも魅力的?