これ本当?フルモデルチェンジ版・日産の新型セレナ(C28型)が2022年12月デビューとの噂が浮上。なお日産ディーラーには未だ概要は展開されていないようだ
この情報が事実なら、2022年は国産スポーツカーだけでなくミドルサイズミニバンでも盛り上がる1年になりそう
さてさて、2022年1月にはトヨタのフルモデルチェンジ版・新型ノア(Toyota New Noah)/ヴォクシー(New Voxy)、同年5月にはホンダ新型ステップワゴン(Honda New STEPWGN)が発表・発売されるなど、まさにミドルサイズミニバンで盛り上がりを見せている一年になりますが、あともう一台のミドルサイズミニバンが2022年内にデビューする?との噂が浮上しています。
国内自動車情報誌マガジンXさんの報道によると、日産のフルモデルチェンジ版・新型セレナ(Nissan New Serena, C28型)がデビュー予定とのことで、既に日本国内(東北道)でも開発車両がスパイショットされ、いよいよ本格的に市販化に向けて準備が進められているとのこと。
前回のブログににて、EV Life Japanチャンネルの動画より日産本社ギャラリーにてカモフラージュカバーにて偽装され、且つ一部が丸見えとなった新型セレナと思わしき個体がスパイショットされ話題となりましたが、もしかするとこの偽装車両も、ちょっとした広告や話題作りのために意図的に見せられたものなのかもしれません(本来はスタッフ向け研修のために準備されたもののようですが)。
新型セレナ(C28型)は一体どのようなモデルになる?
そこで最も気になるのが、次期セレナ(C28型)はどのようなモデルになる?ということですが、過去に海外にてスパイショットされた開発車両や、日産本社ギャラリーにてスパイショットされた偽装車両を拝見する限り、ボディスタイルとしては現行C27型に近いキープコンセプトだと予想。
マガジンXさんも、次期C28型について以下の通りまとめていますが、現行をベースとしながらも、以前より不満の対象となっていた排気量1.2L 直列3気筒自然吸気エンジンのパワー&電力供給不足が解消されることが期待できるかもしれません(車体重量が重い個体な上に、傾斜のきつい上り坂ではパワー不足の指摘が多かった)。
◇現行同様にCプラットフォームを流用?
◇新型エクストレイルと同じ排気量1.5L 直列3気筒VCターボエンジン+e-POWERを搭載?
◇エクステリアは2代目エルグランド似?
開発コストや時間短縮を目的に、プラットフォームは現行C27から流用?
なお2022年7月25日に発売されたフルモデルチェンジ版・新型エクストレイルe-POWER(New X-Trail, T33型)のように、三菱と共有するCMF-C/Dプラットフォームが採用されない可能性としては、ボディサイズの拡大や開発コスト・期間が懸念しているのでは?とのこと。
新型ステップワゴンの様にラージライズミニバン相当の装備を備えたグレード展開にも期待
そして個人的に気になっているポイントとしては、エクステリアが2代目エルグランド似?ということに加え、次期C28型で大幅に快適性能を向上させる可能性があるということは、もしかすると新型ステップワゴンSPADA PREMIUM LINEのようにオデッセイ(Odyssey)に相当するプレミアムなグレードが展開されるのでは?ということ。
以前より度々噂されていた日産のフラッグシップミニバンとなるエルグランドの次期型ですが、(日産ディーラーの情報によると)今のところ2022年内のフルモデルチェンジの予定はなく、あくまでも法規対応という形で2023年モデルに改良されるとのこと。
そう考えると、エルグランドのようなラグジュアリーモデルの大幅改良に時間とコストを掛けるよりも、基本骨格のフレキシブル性、ファミリーユースにとって手の届きやすい価格設定ともなれば、次期セレナの更なる販売台数の向上につながるのでは?という可能性も。