日本仕様のビッグマイナーチェンジ版・日産の新型フェアレディZ(RZ34)の納期が少しずつ判明!豪州ではデザインモチーフとなった初代S30/240ZとZ32/300ZXとのコラボも

オーストラリアでは粋なイベントが開催されたようだ

続いては、オーストラリア・ニューサウスウェールズ州のビューフォイマーリン展望台にて開催された日産フェアレディZカークラブイベントについて。

本イベントでは、初代S30/240ZからZ32/300ZXといった歴代フェアレディZが並べられ、そのなかでサプライズとして限定&特別仕様車となるProto Spec(プロトスペック)が登場しました。

新型フェアレディZ(RZ34)は、フロントデザインが初代S30、リヤデザインがZ32をモチーフにしたモデルということもあるため、こうして特別なイベントでコラボするというのは貴重なこと。

今回のイベントに関しては、フェアレディZカークラブトップのジョン・ウェイクリング氏は、「これは素晴らしい経験でした。自分たちの歴代フェアレディZと新型フェアレディZがコラボすることは中々できないことであり、この象徴的なモデルが次にどこへ向かうのかを考えると、とてもエキサイティングでした」とコメントしています。


何れ日本でもこういったイベントは開催されそう

加えてジョン・ウェイクリング氏は、「この車の特別な点は、すべての歴史的なモデルの要素をブレンドしながらも、非常にユニークでモダンであること。そのため、メンバーが自分の車からデザイン要素を識別できることは驚くべきことでした。メンバーにとっては驚きだっただけでなく、日産は新型フェアレディZを発表したことで、既存顧客に再度呼びかけるだけでなく、新規顧客を獲得することで、新型の魅力を伝えていくのだと考えられます」とも説明。

多分、日本でもフェアレディZのみに限定したファンミーティングが開催されるものと予想されますが、抽選限定240台の特別仕様車Proto Specがどれだけ参加し、どれだけの標準グレードの新型車フェアレディZが参加するのかも注目したい所。

2022年度の一般ユーザー生産枠に関しては、発売前から販売店独自の販売方法の影響もあって色々とトラブルが起きているものの、納期は2年~3年ほどかかるとは思いますが、注文された一人ひとりに確実に納車されることが大事だと思いますし、後々「生産できませんでした」というトラブルに繋がらないことを祈るばかりです。

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Reference:CARSCOOPS