【価格は293.8万円から】(2023年)一部改良版・トヨタ新型RAV4のグレード別価格帯が判明!やはり改良前に比べて+20万円程度アップだが、フルデジタルメーターなどを考慮すると妥当?

ようやく日本仕様の一部改良版・新型RAV4のグレード別価格帯が判明

2022年10月4日に発売予定となっているトヨタの一部改良版・新型RAV4/RAV4 PHVですが、ようやくこのモデルのグレード別価格帯が判明しましたので、早速その中身を公開していきたいと思います。

いつもお世話になっているトヨタディーラーでの取材により、全グレードの価格帯に加えて見積もり作成も可能になっているとのことですが、残念ながら上位グレードを中心に納期が半年以上となっているため、おそらく2022年10月の発売直後から購入が難しいかも?とのこと。

既に2022年9月末に発売予定となっている一部改良版・新型ハリアー(New Harrier)も、上位グレードZ/Z Leather Packageを中心に1年以上の長納期モデルとなっていて、2023年以降の新たな年次改良もしくはマイナーチェンジモデルに向けて先行仮予約を進めている販売店もあるため、タイムリーな新型車をすぐに購入・注文できない状態がしばらく続くことになりそうです。


(2023年)新型RAV4の一部改良・変更内容はおさらいしておこう

まず今回の一部改良版・新型RAV4(ガソリン/ハイブリッド/PHV)の改良・変更内容をおさらいしていきましょう。

【(2023年)一部改良版・新型RAV4の変更内容一覧】

[ガソリン/ハイブリッド(HEV)モデル]

◇インストルメントクラスター(運転席メーター)の大型化
・Xグレードは4.2インチ → 7インチTFTマルチカラーに拡大
・Xグレード以外は7インチTFTマルチカラー → 12.3インチフルデジタルメーターに拡大

◇コネクティッドナビ対応のディスプレイオーディオの採用(新型ノア/ヴォクシーと同じシステム)
・Xグレードは7インチ → 8インチへ大型化
・Xグレード以外は8インチ → 10.5インチPLUS+画質アップ(98万画素)へと大型化(メーカーオプション設定)

◇ディスプレイオーディオレス(バックカメラ)のオプション廃止

◇CD/DVDデッキの廃止

◇HDMI端子の後付け(ディーラーオプション)

◇Xグレード以外にデジタルインナーミラーに前後方録画機能を追加

◇ETC2.0ユニット全グレード標準装備

◇ナノイー全グレード標準装備

◇USB端子の変更(タイプA → タイプC)

◇T-Connectに車内Wi-Fiのオプション追加(月額1,100円で無制限)

◇Xグレード以外にパノラミックビューモニター(PVM)に床下透過表示機能を追加設定

◇ボディカラー変更(ホワイトパールクリスタルシャイン → プラチナホワイトいパールマイカ)

◇特別仕様車Adventure OFFROAD packageⅡ/HYBRID OFFROAD PackageⅡ追加

◇特別仕様車OFFROAD packageⅡのボディカラー
・スーパーホワイトⅡ
・グレーメタリック
・アティチュードブラックマイカ
・アーバンカーキ×アティチュードブラックマイカルーフ
・グレイッシュブルー×アティチュードブラックマイカルーフ


[プラグインハイブリッド(PHV)モデル]

◇BLACK TONEグレードをベースにZグレードの一択に統一

◇RAV4 PHV → RAV4に名称変更

◇インストルメントクラスターが7インチTFTマルチカラー → 12.3インチフル液晶メーター

◇10.5インチ(コネクティッドナビ対応)ディスプレイオーディオPLUS+画質向上(98万画素)

◇パノラミックビューモニター(PVM)に床下透過表示機能追加

◇ディーラーオプションにてHDMI端子の追加設定可

◇デジタルインナーミラーに前後方録画機能を追加設定

◇T-Connect+車内Wi-Fi対応可能に(月額1,100円で無制限)

◇USB端子がタイプA → タイプCに変更

◇ETC2.0ユニット標準装備

◇ナノイーX標準装備

◇Toyota Safety Senseアップデート
・プリクラッシュセーフティに交差点右左折支援(対向車・横断歩道)

◇ボディカラー変更(ホワイトパールクリスタルシャイン → プラチナホワイトパールマイカ)

◇ボディカラー廃止(ダークブルーマイカ、シルバーメタリック)

かなりボリューム感ありますが、ガソリン/ハイブリッド/PHVともに基本的な改良・変更内容は同じですが、PHVがこれまでG/G”Z”/BLACK TONEの3グレードだったものが、Zグレードに集約されることになります。

おそらく生産ラインを簡易的にする目的もあると思われ、なるべく上位グレードに集約することで長納期を避けるためのトヨタなりの対策ではないかと予想されます。

トヨタの今後のアイコンになるかもしれない12.3インチフルデジタルメーター

あとはやっぱり上位グレード専用となる12.3インチフルデジタルメーターの採用ですね。

これは2023年モデルの新型ハリアー/カローラシリーズにも適用され、既に欧州市場向けの新型RAV4/カローラシリーズにも採用されているため、今後このフルデジタルメーターが主流になるのではないかと推測しています。

2ページ目:日本仕様の新型RAV4の一部改良前後のグレード別価格帯は?