テスラ・モデル3やロールスロイス新型ゴースト、BMW新型2シリーズアクティブツアラー／iXにリコール！なおモデル3は日本でも最低7,000台は納車されているようだ

2022-08-26

どうやら2種類のリコールが届け出ている模様

そして最後は、BMWのピュアEVクロスオーバーでお馴染みとなる新型iXや新型2シリーズの4車種・計393台にリコール。

不具合内容としては、以下の通り2種類が報告されています。

①：クラッシュセーフティモジュール(ACSM6)のプログラムが不適切なため、レストレイントシステム、歩行者保護または高電圧バッテリーユニットのシャットダウン機能に不具合が発生した場合に、チェックコントロールメッセージまたはエアバッグ警告灯が点灯しない可能性がある。そのため、運転者がシステムの異常を認識できないおそれがある。

②：統合ブレーキシステム（DCS／VIP）のプログラムが不適切なため、特定エリアの交差点においてシステムがクラッシュする。そのため、速度が低下したり、パワステ機能が停止したり、エアバッグ等の様々な警告灯が点灯したりするおそれがある。

対象モデルをチェックしていこう！

なお、気になる対象モデルは以下の通り。

これによる不具合や事故は発生しておらず、ドイツ本社からの情報により明らかになっています。

【リコール対象モデル一覧】
[対象型式／対象車台番号／製作期間／対象者台数]

[218d Active Tourer]
・3DA-22BY20／WBA22BY0707K97839／令和 4 年 4 月 20 日／1台

[iX xDrive40]
・ZAA-12CF89S／WBY12CF010CH83675 ～ WBY12CF060CH99578／令和 3 年 9 月 8 日～令和 3 年 11 月 12 日／182台

・ZAA-12CF89S／WBY12CF020CJ01156 ～ WBY12CF0X0CJ99045／令和 3 年 9 月 20 日～令和 4 年 1 月 26 日／40台

・ZAA-12CF89S／WBY12CF070CK00488 ～ WBY12CF020CK50649／令和 4 年 2 月 1 日～令和 4 年 5 月 6 日／67台

・ZAA-12CF89A／WBY12CF000CK30688 ～ WBY12CF070CK46645／令和 4 年 3 月 7 日～令和 4 年 5 月 9 日／7台

[iX xDrive50]
・ZAA-22CF89A／WBY22CF010CH66153 ～ WBY22CF030CH66154／令和 3 年 9 月 15 日～令和 3 年 9 月 21 日／2台

・ZAA-22CF89A／WBY22CF090CJ01143 ～ WBY22CF080CJ92714／令和 3 年 9 月 30 日～令和 4 年 2 月 1 日／56台

・ZAA-22CF89A／WBY22CF080CK08622 ～ WBY22CF000CK51559／令和 4 年 2 月 9 日～令和 4 年 5 月 5 日／35台

[iX M60]
Z・AA-31CF93A／WBY31CF070CK10112 ～ WBY32CF040CK11814／令和 4 年 3 月 8 日～令和 4 年 3 月 14 日／3台

改善措置としては、それぞれ以下の通りとなっています。

①の改善措置：全車両、クラッシュセーフティモジュール (ACSM6)のプログラムを対策プログラムに書き換える

②の改善措置：全車両、統合ブレーキシステム(DSC/VIP)のプログラムを対策プログラムに
書き換える

なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う。

・販売店に入庫して診断機により実施する

・対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう