えっ、まだ発売してなかったの？日本仕様のホンダ新型NSXタイプSが2022年8月4日にシレッと発売開始！発表は1年前の8月30日…つまりまだ日本には納車されていなかった

2022-08-282022-08-29

ホンダ新型NSXタイプSのパフォーマンスや価格帯などもチェックしていこう

ホンダ新型NSXタイプSのパワートレインは、現行NSXをベースとした排気量3.5L　V型6気筒ツインターボエンジン＋トライモーターを搭載したハイパフォーマンスハイブリッドシステムを採用。

ここにNSX GT3 Evoレースカーのターボや、全く新しいフューエルインジェクション、そして改良されたインタークーラーを採用することでブースト圧を＋6％向上させ、システム総出力581ps → 610ps／最大トルク646Nm → 667Nmへとパワーアップしています。

更にハイブリッド側においては、バッテリー容量が20％＆ローレシオ化＋20％増加しているため、バッテリー出力は＋10％向上し、更にフロントモーターのギア比はスタンダードなNSXの10.382：1ではなく8.050：1に低下しているのもポイント。

トランスミッションは9速DCTと変わらずですが、一部改良によりシフトアップのスピードが50％も早くなり、更にラピッドダウンシフトモードが追加されたことで一気にシフトダウンする際にギア移動をスキップすることができるため、より効率よく走りのアップダウン設定が可能になります。

車両本体価格は、公式発表から1年経過しても変わらずの2,794万円税込

2021年8月30日に発表されてから1年が経過した2022年8月4日に発売されたものの、車両本体価格は変わらずの2,794万円(税込み)にて販売されるとのこと。

昨今の諸事情や世界情勢の影響により材料費が高騰しているなか、装備内容を一切変更せずに価格帯を維持したところは非常にすばらしく、ホンダのプライドが見える一方、なぜ発売までに1年もかかったのかは気になるところ。

日本仕様のNSXタイプSに関しては、恐らく日本国内ではまだ納車されていないものと考えられるものの、2022年末頃には抽選限定30台の内の複数台が納車されるのではないか？とも推測しています。

2022年は国産スポーツカーが一挙に発売される奇跡の1年

そして2022年といえば、新型NSXタイプS含めて以下の日本メーカーのスポーツモデルが一挙に発売される奇跡の一年であるため、もしかするとホンダは「このタイミングを狙って、敢えて発売時期をズラした？」のかもしれませんね。

【2022年に発売される国産スポーツカー一覧】

◇トヨタGR86 10周年記念特別仕様車

◇トヨタGRスープラ(6速MT)

◇トヨタGRカローラ

◇レクサスIS500 F SPORT Performance

◇スバルBRZ 10周年記念特別仕様車

◇ホンダ・シビックタイプR(FL5)

◇ホンダNSXタイプS(
※生産はアメリカのオハイオ州メアリーズビル

◇日産フェアレディZ(RZ34)